
品川駅高輪口前の複合施設「シナガワグース」(港区高輪3)に7月15日、「SHINAGAWA DINING TERRACE(シナガワダイニングテラス)」がオープンした。運営はポジティブドリームパーソンズ(渋谷区)。
コンセプトは「コンプレックスダイニング byシナガワスタイル」。ニューヨークスタイルのフードホール・マーケットをイメージしており、世界各国の食を楽しむ大人のコミュニティー環境の提供を目指す。施設面積は約270坪。
同社広報担当の野澤仁美さんは「近年ニューヨークでは『食のトレンドを生み出す場』として、各店が味とこだわりを追求しながら空間をシェアするフードホール・マーケットが注目されている。ニューヨークの象徴でもある『自由』を発想のキーワードに、この空間も『食から始まる新しい可能性』を発信していきたい」と話す。
テナントは、ステーキハウス「CASUAL STEAK HOUSE RIB(カジュアル ステーキ ハウス リブ)」、デリ&カジュアルダイニング「PIZZA & TAPAS cibo(ピザ アンド タパス チーボ)」、コーヒースタンド「September roast coffee(セプテンバー ロースト コーヒー)」、セレクトショップ「KANDOU NIPPON real store(カンドウ ニッポン リアル ストア)」の4店舗。
「PIZZA & TAPAS cibo」のイートインスペースには、ニューヨークが舞台となっている映画を流すシネマエリアや、ハンモックやキャンプアイテムをディスプレーしグランピングの雰囲気を楽しめるアウトドアゾーンも。今後は、ワインやコーヒーのテイスティング会やアートフラワーのイベントなど、体験型のコンテンツも展開していくという。
「誰でも気軽に立ち寄れる、オープンでリラックスした雰囲気を大切にしたい」と野澤さん。「食を楽しんだり、こだわりの商品の中からお土産や贈り物を選んだり、さまざまなシーンで活用していただきたい。宿泊ゲストや近隣の人々に、いつでも楽しさと満足感を与えられる空間になれば」とほほ笑む。
営業時間は9時~24時(店舗によって異なる)。