不動前駅近くに10月10日、カフェ「ボンジュールカフェ」(品川区西五反田5、TEL 03-6417-9311)がオープンした。
コンクリート打ちっ放しの店内は、卵色の黄色をアクセントカラーに使用。窓からの採光とインテリアで、いつでもランチタイムのような明るい雰囲気を感じられるように演出したという。店舗面積は約15坪、席数は24席。
オーナーシェフの山下王さんは、19歳でフランスに渡り「辻調グループ フランス校」を卒業。その後2年間、三つ星レストラン「ポール・ボキューズ」などで修業と積んだという。2012年、中目黒に「ビストロ アンドゥ」をオープンした。
出店の経緯について、山下さんは「以前の店舗は駅からのアクセスがやや不便だったので、新店舗は駅からのアクセスの良さを重要視した。味はもちろん、誰でも気軽に食事を楽しめるよう、明るい空間と雰囲気を大切にしている」と話す。
同店の看板メニューは、モン・サン・ミシェル風のオムライス。山下さんが、フランス修業時代にモン・サン・ミシェルのオムレツを食べた時に、日本人の舌にはオムレツよりもオムライスが合うのではないかと思い、オリジナルのアレンジを考案したという。
セットメニューは、「モン・サン・ミシェル風オムライス」(1,200円)や「ゴルゴンゾーラとフレッシュ法蓮(ほうれん)草のスフレオムレツ」(1,400円)、「クロックムッシュ エトワル ア・ラ・モード」(1,100円)などを提供する。いずれも2種類のパンとサラダ付き。
ドリンクメニューは、「グラスワイン(赤・白)」(以上300円)や「桃とリンゴのサングリア」「スパークリングワイン」(以上600円)、「カールスバーグ」「銀河高原白ビール」(以上800円)などを用意する。「フルーツグラノーラ入り シフォンケーキ」(500円)、「大人のガトーショコラ」(600円)などのスイーツも。
17時以降は、「切り落としベーコンとホウレン草、半熟卵のグラタン」(700円)や「フレッシュパンチェッタとモルタデラハムの盛り合わせ」、「甘酸っぱい国産レモンソースのサーモンマリネ」(以上800円)なども用意する。
「日本人の味覚が多様化していて、店舗や料理に関する情報も事前にリサーチできる時代だからこそ、お客さまの想像を少しだけ超えるようなメニューを提供していたい。それが感動につながると思う」と山下さん。「季節やお客さまのリアクションを見ながら、新メニューやソースも展開していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時。日曜定休。