五反田駅東口エリアに、ワインとクラフトビールのバル「テーブルサーカス」(品川区東五反田1、TEL 03-3441-3881)がオープンして約2カ月がたった。運営は「Vinごはん」(豊島区)。
オーナーの佐藤仁志さんは国内のフランス料理店に勤務後、渡仏。フレンチレストランで修業をしながら近隣のイタリアやスペインなどを訪れた際に、各国のそれぞれの食の魅力に感動し、約10年間ヨーロッパを旅しながら、料理の腕を磨いたという。帰国後、2015年12月に「Vinごはん (ばんごはん)」(豊島区南大塚3)をオープンし、2店舗目を五反田に開いた。店舗面積は約18坪。席数は28席。
出店の経緯について、佐藤さんは「これまでの経験を生かして、フレンチだけにこだわり過ぎず、自分が大好きなワインとクラフトビールに合う、世界各国の料理やおつまみを提供したい。五反田に決めたのは、2号店はビジネスマンの多い街で挑戦したかったから。ここは以前バーがあった店舗で、真っ黒だった壁を真っ白に塗り替えるところから始めた」と話す。
メニューは「スペイン産デュロック豚の生ハム」(600円)や「ジャークチキン」「干し鱈とじゃが芋のスクランブルエッグ」(以上750円)、「赤海老のアヒージョ」(900円)、「豚肩ロース肉のオーブン焼き オリエンタルバーベキューソース」(Sサイズ=750円、Lサイズ=1,200円)などを提供する。
アルコールメニューは、海外のクラフトビール各種、グラスワイン各種(以上600円~)など。それぞれ4種類ほどを月替わりで用意する。そのほか、広島産無農薬レモンを使った「匠のレモンサワー」(500円)など。
「すでにリピートしてくださるお客さまがいらっしゃること、料理をきれいに完食してくださる方ばかりなのでうれしい。しっかりと手の込んだ料理を提供している自負はある」と佐藤さん。「同店がヨーロッパの食文化やワイン・クラフトビールを好きになるきっかけになれば。リラックスした雰囲気で、食事を楽しんでほしい」とほほ笑む。
営業時間は、11時~14時、17時~23時(ランチタイムは平日のみ)。日曜定休。