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東五反田にチョコレート菓子店「レ カカオ」 5カ国からカカオ豆を取り寄せ

スタッフの芝原さん(左)、小赤沢さん(右)、黒木シェフ(中央)

スタッフの芝原さん(左)、小赤沢さん(右)、黒木シェフ(中央)

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 五反田駅東口エリア、ソニー通り沿いに11月11日、チョコレート菓子店「LES CACAOS(レ カカオ)」(品川区東五反田2、TEL 03-6450-2493)がオープンした。

チョコレートが並ぶショーケース

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 シェフの黒木琢麿さんは東京製菓学校卒業後、シェ・シーマやパティシエ・シマにオープニングメンバーとして勤務。その後、渡仏してパティスリーやショコラトリー、レストランで7年間経験を積んだ。帰国後は、ピエール・マルコリーニのシェフ・パティシエを経て独立した。店舗面積は約29坪。

 同店では、ガーナ、キューバ、トリニダード・トバゴ、マダガスカル、ブラジルの5カ国から仕入れたカカオ豆を使用。選別から焙煎(ばいせん)、精錬、チョコレート作りまでを一貫して行う。

 出店の経緯について、黒木さんは「もともとフランス菓子全般を作っていたが、パリで人々の生活に身近に存在するチョコレートの魅力に引かれた。産地の土壌や気候、作り手によって香りや風味、酸味のバランスが異なるカカオ豆は、さまざまな種類を使ってみながら勉強を重ねる毎日」と話す。

 チョコレートメニューは、タブレットの「キューバ」「トリニテ」「ブレジル」「マダガスカル」「ガーナ」(以上1,100円)のほか、「シトロン バジリック」「ジャスマン」「トンカ」(以上、3個1,150円~)など、約20種類のボンボンショコラを提供する。生菓子メニューは「シュー・ア・ラ・クレーム」(480円)、「ショコラ ポワール」(600円)、「ケーク オ ショコラ」(1,500円)なども。焼き菓子メニューは、「マドレーヌ」(260円)や「フィナンシュ」(280円)、「クッキーズ・オ・ショコラ」(760円)などを用意する。

 「チョコレートそのものを味わうタブレットも、フレーバーと組み合わせたチョコも、どちらも楽しんでほしい」と黒木さん。「手間暇をかけながら、一つ一つの商品を丁寧に作り上げている。気軽な普段使いからお土産や贈り物まで、さまざまなシーンで利用いただければ」とほほ笑む。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。

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