品川・港南エリアの運河エリアを中心に4月1日~21日、「しながわフェスウィーク 2017」が開催される。
主催は「しながわフェスウィーク実行委員会」。同委員会は今年、「しながわ運河まつり」を運営する地域団体「なぎさの会」や「天王洲キャナルフェス」を実施している一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会を中心に、品川・港南エリアの企業や団体が集まって発足したばかり。
同プロジェクトの目的は、これまで品川で行われてきたイベントやお祭りなどを連携し、参加者にイベントを回遊してもらうこと。4月7日~9日の「天王洲キャナルフェス」(東品川2、)や「品川オープンシアター」(港区港南1)、8日・9日の「しながわ運河まつり」(東品川3)、9日の「忍者修業の旅 春の巻」(北品川2)など、21日までに行われる17のイベントを連携。開催場所にはそれぞれスタンプラリーを用意し、当選者には後日景品を発送する。
同委員会副委員長の和田本聡さんは「これまでも、それぞれのイベント主催者の間で交流があり、『機会があればイベント連携してみたい』という話はあった。お互い負担のない範囲で協力し、エリアを盛り上げていけたら」と話す。
「国交省や東京都など行政では、水辺空間を活用した取り組みに力を入れている。当プロジェクトでは、すでに存在するイベントをつなぐ交通手段として、クルーズ船を用意した。水上と陸地の両方を楽しんでもらいたい」とも。
8日・9日にはクルーズ船を用意し、東品川海上公園(東品川3)と天王洲エリア(東品川1)を結ぶ無料の渡し船を出航する。そのほか、品川湾岸エリア周遊クルーズ(屋形船、1人=1,000円)や東品川海上公園と目黒雅叙園を結ぶ目黒川お花見クルーズ(1人=1,500円)も。
和田本さんは「都内では、水辺で遊べる場所が少ないと思う。地元住民のみなさんはもちろん、品川以外からも気軽に遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。