五反田ふれあい水辺広場に12月8日、ドームテント「ガーデンイグルー」が3台設置された。運営は目黒川みんなのイルミネーション実行委員会。
同テントは、11月10日に始まった「目黒川みんなのイルミネーション2017」を楽しむお花見スポットとして用意された。ガーデンイグルーとは、ドイツで生まれた丸い折りたたみ式のビニール製のドームテント。同所に設置されたのは直径3.6メートル、高さ2.2メートルの大きさで、入り口はファスナーで開閉できる。イグルー内では飲食も可能。
目黒川イルミネーション実行委員会の小山優さんは「イルミネーションをさらに楽しめる方法を探した時に、屋外でも寒さを避けてゆっくり過ごせるガーデンイグルーを知り、導入を決めた」と話す。
ドームにはそれぞれ異なるテーマと家具を用意している。グランピングをイメージした「遊牧民のキャンプ」ではトランクや皮製の椅子を、「森の中のダイニング」ではダイニングテーブルセットや食材をそれぞれディスプレー。星空とイルミネーションを寝転びながら楽しめる「クッションフロア」は、子どもにも人気だという。
近所に住む親子連れの女性は「子どもがドームに興味を持ったことがきっかけで使ったが、快適で思いがけず長居してしまった。心地良い空間で、非常に満足」と話す。
「透明なビニールで囲われているので、日中は太陽の力で内部が暖かくなる」と小山さん。「イルミネーションが点灯する17時前も利用できるので、近隣の方はもちろん仕事合間の休憩などにも、使ってもらえれば」と呼び掛ける。
利用時間は9時~22時。無料。12月27日まで。