JR大崎駅西口近くに5月7日、シェアオフィス「オープンオフィス 大崎駅西口」(品川区大崎3)がオープンした。運営は、レンタルオフィス事業を手掛けるリージャス・グループのオープン・オフィス(港区)。
オープンオフィスは24時間365日利用できるレンタルオフィスブランド。無人運営のシステムを構築することで、低コストを実現した。これまで渋谷や浜松町などで展開し、広域品川圏は初出店。スペース全体の席数は113席、店舗面積は約139坪。
同グループ日本代表の西岡真吾さんは「大崎は都内や空港にもアクセスが良いため、3年ほど前から出店を考えていた場所。なかなか条件に当てはまるビルが見つからなかったので、ようやく念願がかなった」と話す。
個室は1人から利用可能で、壁を取り外せば最大100人規模まで入居できるように設計している。机や椅子、電話、Wi-Fiなどを備え、入居後すぐに利用可能。料金は各部屋の広さに応じて、月額5万円~。
エントランス近くには固定席制のコワーキングスペースを設け、利用者同士の交流が生まれることを期待しているという。料金は月額3万円~。そのほか、共有部には会議室(1時間=1,000円)やコピー機、自動販売機なども設置する。
「現時点の利用者の7割が県外の企業で、東京のサテライトオフィスとしての利用が中心。ぜひ近隣の企業や起業家の方も内覧に来て利便性を感じてほしい」と西岡さん。「五反田にも、この夏にはオープンオフィスを出店する予定。この周辺は将来性を感じるエリアなので、これからも拠点を増やしていきたい」と話す。