武蔵小山商店街振興組合(品川区小山3、TEL 03-3786-1001)が7月27日、武蔵小山商店街パルムで利用できるスマートフォンアプリ「パルムクラブ」の提供を始めた。
商店街の認知拡大と公式サイトへの誘導を目的に無料で配布する。商店街の各店舗情報を閲覧できるほか、イベント時に使えるクーポンを発行する。同組合とウェブアプリケーション開発事業を手掛ける「OpenWorks」(練馬区)の江元誓さん、鐘居和政さんが約3カ月かけて共同開発したという。
同組合管理課の西山湧大さんは「商店街公式サイトの閲覧者数の割合を調べたところ、スマートフォンのユーザーが8割近くを占めていた。そこで、より気軽に商店街ホームページを利用してもらうため、今回のスマホアプリの開発に踏み切った」と話す。「今後も新機能をどんどん増やしていくつもり。アプリをうまく使って、商店街でのお買い物を楽しんでいただければ」とも。
8月3日・4日に開催された「第41回パルム納涼市」では、アプリを使って200円分のクーポンを配布した。215件のクーポン配布と、351件のアプリダウンロードがあったという(4日時点)。「今までホームページの閲覧数は1日600~800PV(ページビュー)ほどだったが、納涼祭のときは1日1700PVと約2倍の閲覧数を記録した。想像以上の反響があり、とても驚いている」(西山さん)。
アプリはiOSとAndroidに対応(タブレット端末は未対応)。Google PlayとApp Storeで無料ダウンロードできる。