JR五反田駅西口近くに9月18日、シェアオフィス「オープンオフィス五反田駅西口」(品川区西五反田1)がオープンした。運営は、レンタルオフィス事業を手掛けるリージャス・グループ(新宿区、TEL 0120-965-412)。
オープンオフィスは、24時間365日利用できるレンタルオフィスブランド。無人運営のシステムを採用することで、低コストを実現した。これまで渋谷や浜松町などで展開し、広域品川圏は大崎駅西口店に次ぐ2店舗目。店舗面積は約200坪で、シェアオフィス全体の席数は111席。
同グループ日本代表の西岡真吾さんは「五反田はITや士業、中小企業の移転や短期プロジェクトなど、オフィス利用のニーズが高い地域。開放感が出るように部屋と廊下の間にはすりガラスを用いたほか、抗菌作用や防火性が高いリノリウムを床材に採用した。機能性とデザインの両面を備えた、使い勝手のいい空間になれば」と話す。
個室は1~26人用の部屋を用意。壁を外せば、さらに多くの人数が入居できるように設計した。机や椅子、電話、Wi-Fiなどが標準で備えられ、入居後はすぐにオフィスとして利用できる。料金は各部屋の広さに応じて、月額4万円~。
エントランス近くあるコワーキングスペースでは、利用者同士の積極的な交流が生まれることを期待し、イベントなどの開催を想定しているという。固定席制で月額3万円台(予定)~、17席を用意。そのほか、共有部には会議室(1時間=1,000円)やコピー機、自動販売機などを設置した。
「今回、初めて取り入れたデザインもあり、これまでのブランドとは違った印象を受けるスペースになっているはず。この変更でどのような変化が生まれるのか、楽しみにしている」と西岡さん。「五反田や大崎は当グループとしても拠点を増やしていきたい地域。ぜひ一度、こちらのスペースを見に来てほしい」とも。