新元号「令和」を書した大型ちょうちんが4月1日、品川エリアの桜の名所・御殿山トラストシティ(品川区北品川4)に登場した。
同所では現在、「御殿山さくらまつり 2019」開催中。ちょうど満開を迎えた桜並木には、江戸時代から平成までの元号を記したちょうちんを掲げている。
新元号の発表直後、書道家の万美さんが大型のちょうちんに「令和」の文字を書き上げた。新元号については、「安定感があり、和みを感じられる時代になれば。2020年の東京オリンピックを控え、『和』の字に特に注目したい」と話す。
会場には100人以上が集まり、「一生に一回のことだから写真を撮ろう」と記念撮影をする姿も。近隣のジムに通う山岸玲子さんは「ちょうちんがあると知って、発表の時刻に合わせて駆けつけた。自分の名前と似た字が一文字入り、家族のグループラインがさっきから盛り上がっている」と笑顔を見せる。
ちょうちんは、4月7日までは屋外で、それ以降は5月末まで東京マリオットホテルに展示予定。新元号は5月1日に施行する。