大井町のビジネスホテル「アワーズイン阪急ツイン館」(品川区大井1、TEL 03-3775-7121)にある、サンリオキャラクター「シナモロール」コラボレーションルームのアメニティーが刷新されて2カ月がたった。運営は大井開発(品川区)。
2017(平成29)年2月、しながわ観光大使に就任したシナモロールは、品川区に本社を置く「サンリオ」(大崎1)が開発したキャラクター。キャラクター単体としては「シナモン」の愛称で親しまれている。
同コラボレーションルームは2017(平成29)年8月にオープン。シナモンが生まれた遠い空の上をイメージした「空の部屋」と、シナモンとその仲間たちが集う森をイメージした「森の部屋」の2室を用意している。
今回の新しいアメニティーは和がモチーフ。内容はエコバッグ、シュシュ付きぬいぐるみ、箸、扇子、泉州タオル、クリアファイル、チケットホルダーの7点。一部グッズを除き、部屋ごとにデザインが異なる。
刷新の経緯について、同ホテル業務推進室室長の小谷雅彦さんは「開室3年を節目にリピーターのお客さまにも喜んでいただけるよう、従来にはない和テイストと新しいアイテムを取り入れた。2020年のオリンピック・パラリンピックを意識して、外国の方にも受け入れてもらいやすいデザインにしている」と話す。
「がらりとテイストを変更したため、当初はお客さまから戸惑いの声をいただくこともあったが、好意的な声も多く大きな反響をいただいている。全く違うコンセプトにしたかったため、こうして反応をいただけるのはとても喜ばしい」と小谷さん。「これからも楽しくお部屋で滞在できる仕掛けを考えていきたい。今後は1年ごとにアメニティーを変えていく予定。これからの展開も楽しみにしていただければ」と笑顔を見せる。
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