まち歩きツアー「品川わくわくマンホールめぐり」が3月7日に開催される。現在、参加者を募集している。
ツアーは、デザインマンホールの企画・設置を行う品川区防災まちづくり部道路課と品川区の観光振興を推進する品川区文化観光課、一般社団法人しながわ観光協会(品川区)の連携企画。
2017(平成29)年2月、しながわ観光大使に「サンリオ」(大崎1)が開発したキャラクター「シナモロール」が就任。2018(平成30)年10月から、品川区内に「シナモロール」のイラストが描かれたデザインマンホールの設置を始めた。現在、大井町と武蔵小山、大井ふ頭に4つのデザインマンホールが設置されており、2020年3月までには新たに4つの設置が決まっている。同ツアーは新デザインマンホール設置を記念して行う。
コースは、りんかい線天王洲アイルから天王洲公園、品川宿交流館、品川橋、品川区道路課倉庫までをめぐる約2キロ。
参加者はマンホールやハンドホール、電柱、道路標識についての解説を聞けるほか、デザインマンホールを設置する様子を見学できる。普段は関係者のみが入室できる「道路課倉庫」では、カーブミラーなどの道路用具や機械などを間近で見ることができる。
3月下旬に大井町駅前に設置予定の新作デザインマンホールも先行公開。参加特典として、「シナモロールのデザインマンホールカード」やしながわ観光協会オリジナルグッズを配布する。
ナビゲーターは、品川区防災まちづくり部道路課課長の多並知広さんが担当予定。「世代を問わず、楽しみながら道路や下水道に詳しくなれるツアー。親子で参加すれば、いいコミュニケーションのきっかけになるはず」と多並さん。
「マンホールの設置現場や道路課の倉庫内など、普段はなかなか見られないものを見学できる貴重な機会。マンホール巡りをきっかけに、下水道にはどんな役割があり、普段の生活とどう関わっているかについて知っていただければ」と参加を呼び掛ける。
開催日程は3月7日、9時30分~12時。対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)で、定員は20人。参加無料。募集期間は2月20日まで。抽選制。
※3月3日編集部追記 上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止のお知らせがありました。