品川プリンスホテル(港区高輪4)メインタワー内の会場で7月17日、水野晴郎さんを「偲ぶ会」が行われた。
6月10日に肝不全により死去した水野晴郎さんは、映画評論家でありタレント、映画監督という面を持つ。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」という名セリフでも有名。1996年からはシベリア超特急」シリーズで映画監督としてデビューし、同映画は「シベ超」の愛称で一部の映画ファンから人気を得ている。
同会は、水野さん自身が創設した「日本映画批評家大賞」主催で開かれた。一般のファンとともに、扇千景さん、愛川欽也さん、永井豪さん、みうらじゅんさんといった著名人も数多く足を運び、故人を偲んだ。
会場には、水野さんの遺影とともに過去に関わった仕事のポスターや小道具を展示。水野さんが実際に劇中や舞台で演じた山下奉文陸軍大将の軍服や台本などの貴重な品も並べられ、来場者の目を引いた。また、国内外の映画スターとの交友を示すパネルや、水野さん監督作品の映像を流すスクリーンも設置された。
来場した扇さんは「水野さんには夫婦そろって交友がある。映画・演劇が好きで、夢をもって好きなことをなさった。亡くなってしまったのは非常に寂しい」と偲ぶ。
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