「アトレ五反田2」と「ホテルメッツ五反田」(品川区東五反田1)が3月26日、JR五反田駅東口にオープンした。経営はアトレ(渋谷区)。
オープンに伴い、同駅西口の「アトレヴィ五反田」は「アトレ五反田1」に改称した。建物は地上10階建て。1階~3階は「アトレ五反田2」、3階~10階は「JR東日本 ホテルメッツ五反田」が入居する。外観は圧迫感を抑えるため、上階ほど色が薄くなるよう青系統のグラデーションを採用する。ガラス窓を取り入れ、東西の見晴らしをよくすることで街との一体感を演出したという。
「アトレ五反田2」には、飲食店や生活密着型のテナント5店が入る。1階=「点心酒場PAOPAO+(パオパオ プラス)」、「PRONTO IL BAR(プロント イル バー)」、2階=「ユニクロ アトレ五反田店」、3階=ホテルメッツの朝食会場を兼ねたダイニングバー「CARROLL(キャロル)」とヘアカット専門店「QBハウス」。
「点心酒場PAOPAO+」は、点心のテークアウトブランド「PAOPAO」初のイートイン業態を取り入れる。テークアウトメニューのほか、「和豚もちぶた 焼ギョーザ定食」(800円)や「特製魯肉飯(ルーローハン)」(900円)など6種類のランチセット、「ビールに合う粗びきシューマイ(赤・黒)」(各360円)など同店オリジナルメニューを提供し、ランチや軽い飲み客需要を見込む。
ユニクロが同駅前にオープンするのは約2年半ぶり。東口の歩道橋と直結する入り口も設置された。3月29日まで行う抽選会では、1等の景品に「ミート矢澤」(西五反田2)のギフトセット1万5,000円分を12本用意する。抽選は、税別5,000円以上の購入レシート提示につき1回。
「JR東日本 ホテルメッツ五反田」のコンセプトは「Square(スクエア)」。かつて五反田エリアに広がっていた田園風景をイメージし、内装などのデザインに取り入れたという。ロビーにはセルフチェックイン機を導入するほか、タッチパネル式のデジタルサイネージを備える。総客室数は166室、延べ床面積は約2189坪、全室禁煙、宿泊費は変動制。
アトレ総務部広報課の中西那由さんは「五反田は勤務エリアと住居エリアが近接し、生活に密着した街。駅利用者が行き帰りに立ち寄る新しい場になれば。アトレ五反田2の西側は山手線品川方面の線路と近接しており、電車好きの方にも喜んでいただけるのでは」と笑顔を見せる。
営業時間は各店舗により異なる。