雑貨店「kocage(コカゲ)」(品川区戸越2)が8月20日、戸越銀座商店街にオープンした。経営は、生活雑貨の輸入卸売業を手掛けるフレンズヒル(新宿区)。
同社初の直営小売店。店内は敷居の高さを感じさせないように心掛け、内壁は優しい印象になるように白と青で仕上げたという。店舗面積は約8坪。
インテリアショップでのバイヤー経験などを持つ店長の児玉牧さんは「コロナ禍で生活スタイルが変わり、電車に乗ってショッピングビルに行くよりも、生活圏内でちょっとしたお気に入りの品を気軽に買える良さが注目されていると思う。商店街は風通しが良く、戸越銀座周辺には以前から催事出店で手応えを感じていた」と話す。
同店では、インド綿を使う洋服(3,000円~)や、バッグ(1,000円~)をはじめ、世界各地から輸入する生活雑貨を販売する。「インド綿だからといってエスニック調ではなく、すっきりと大人っぽいデザイン。部屋着と外出着の中間である『ワンマイルウェア』は、カラフルなものもかわいい」と児玉さん。
そのほか、マグカップ(800円)、プレート皿(500円~)、ガラス製のデザートグラス(553円)、フラワーベース(750円~)、バスマット、マルチカバー(以上1,000円~)、「消臭リードリフューザー」(1,800円~)などのインテリア用品をそろえる(価格は全て税別)。
「購入したお客さんが後日、服を着て見せに来てくれることも。そうした皆さんが集まって、店内でちょっとしたファッションショーが始まると、地域に受け入れられているようでうれしい」と児玉さん。「仕事帰りなど疲れている時こそ、立ち寄ってもらえたら。店内で気になるものを見つけ、気分を上げて一日を終えてほしい」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~19時。火曜定休。