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旗の台にベーグル店「ラヴィクレール」 荏原町から移転、作りたてのサンドイッチ提供

オーナーの柿沼さん(中央)とスタッフ

オーナーの柿沼さん(中央)とスタッフ

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 「Bagel&Cafe La Vie Claire(ベーグルアンドカフェ ラヴィクレール)」(品川区旗の台4、TEL 03-6426-1266)が旗の台に移転オープンして2カ月がたった。

「Bagel&Cafe La Vie Claire」の外観

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 同店は2015(平成27)年に荏原町で開店。今回の移転に伴い、前店舗(中延4)は業態を変更し、ライスサンド専門店「コメ日和」、フルーツシェイク専門店「MERENDA」のセントラルキッチンとして営業する。

 移転理由について、オーナーの柿沼佳代子さんは「前店舗は駅から少し離れた住宅街にあり、コロナ禍で遠方のお客さまが減ってしまったため、より駅近で地元の方も利用しやすい物件を探すことにした。旗の台は自分が生まれ育った街なので、慣れ親しんでいるのも大きな理由の一つ」と話す。

 移転先は「桜井クリーニング」跡を改装し、利用する。ウエディング事業に携わっていた経験からデザインやインテリアが得意分野だという柿沼さんが、店内の空間づくりを行い、備品も自ら選んだという。店内面積は約12坪、席数はテーブル12席。

 フードメニューは、ベーグルや食パンのサンドイッチが中心。ベーグルは「ベーコンエッグ」、「ブルーベリー&クリームチーズ」(以上、610円)、「ハニーマスタードチキン」、「ヒレカツベーグル」、「オレオクッキー&蜂蜜クリームチーズ」(以上、630円)、「生ハム&アボカド」、「えび&アボカド」(以上650円)など。ベーカリー「阿美パン」(中延5)の山型食パンを使う「クラブハウスサンド」(610円)、「ヒレカツトーストサンド」(650円)、「ジャムトーストサンド」(450円)も用意する。

 「ベーグルや食パンは天然酵母を使い、具材はできるだけ国産素材を選んでいる。全て注文が入ってから作り、温かい状態で提供する」と柿沼さん。セットメニューとして、「Aセット」には飲み物、「Bセット」には飲み物とサラダ、もしくはポテトとナゲットが付く。

 ドリンクメニューは、コーヒー(500円)、カフェラテ、カフェオレ(以上550円)、キャラメルラテ、カフェモカ(以上590円)、リンゴジュース、オレンジジュース(以上400円)などをそろえる。テークアウト可。セットメニューは150円増しでアルコールにも変更可能。客単価は、1,000円~1,600円。

 同店は、西大井エリアを中心とした飲食店の有志企画グループ「西大井LABO」のメンバー。「コロナ禍を乗り越えようと、前向きにがんばる若手飲食店経営者とのご縁がたくさんつながった。一緒に街を盛り上げていけるよう、地域イベントを積極的に企画・参加して、皆さんに喜んでもらえたら」と柿沼さん。「『日常の中の特別な時間』が店のコンセプト。少し遠出したような満足感や、ゆっくりと流れる時間を店内で感じていただけたらうれしい」とほほ笑む。

 営業時間は8時~17時30分。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、スタッフはマスクを着用するほか、入り口に消毒液を設置し、店内の常時換気や消毒を行う。

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