地元飲食店イベント「はしご酒スタンプラリー」が1月8日から、武蔵小山で始まる。主催は、武蔵小山エリアの飲食店スタッフによるチーム「ネオ・むさこ」。
同チームは、昨年オープンした飲食店「みんなの食卓 うさぎ」、「春巻き専門店 はるまきバトン」(以上、品川区小山台1)、「&WINE(アンドワイン)」(目黒区)の3店の店主が集まり2021年11月に結成。チーム名の「ネオ」は「新しい」「復活」の意味があり、武蔵小山の飲食店の活気を新しい店舗で復活させたいとの気持ちを込めているという。
結成のきっかけについて、「みんなの食卓 うさぎ」店主の佐藤波南さんは「コロナ禍真っ只中でオープンしたため、昨年10月に酒類提供の制限が解除されても、お酒を提供する店だとお客さんに認識されていなかったようだ」と話す。店の存在や特徴を周知し、武蔵小山の街を盛り上げるため、立地やオープン時期が近い『はるまきバトン』の店主・平野順弘さんにチーム結成とイベント開催の案を持ちかけ、賛同した「&WINE」の店主・塩田昌弘さんも加わったという。
初企画「はしご酒スタンプラリー」は、2カ月以内に3店へ来店してスタンプを集めた先着100人を対象に、各店来店時ドリンクが1杯無料になるカードを進呈する。有効期限は2022年12月31日まで。スタンプラリー実施期間中は、各店で提供する料理を一品無料にするサービスも行う。
佐藤さんは「私たちの店はまだオープンしてから日が浅いので、認知度が低い。まずは『ネオ・むさこ』のイベントを通して、それぞれどんな店なのか知っていただき、好きになってもらえるようにがんばりたい」と話す。平野さんは「小さな店で少ない人数で営業していたので、こうやってチームで活動することで、さまざまなつながりを広げていくのはとても面白そうだと思った。『ネオ・むさこ』として一緒に活動したいと言ってくださる近隣店が増えたらうれしい」と笑顔を見せる。
塩田さんは、「3店とも特色が違うので、はしごするのはきっと楽しいと思う。今後も積極的にイベントを開催することで、地域で協力してコロナ禍を乗り越えていけたら」と意気込む。