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武蔵小山に春巻き専門店「はるまきバトン」 味は16種類、変わり種メニューも

「春巻き専門店 はるまきバトン」の外観

「春巻き専門店 はるまきバトン」の外観

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 「春巻き専門店 はるまきバトン」(品川区小山1、 TEL 03-4288-8346)が武蔵小山駅近くにオープンして1カ月がたった。

「王道バトン春巻き」

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 同店が店を構えたのは都立小山台高校の裏手で、インド料理店「インディアン チャイ ハウス」跡。店舗面積は7.5坪。座席はカウンター5席、テーブル2卓7席の合計12席。

 店名の由来について、店主の平野順弘さんは「お客さんが幸せな気持ちになれる身近な店でありたい。春巻きの形がリレーのバトンに似ていることから、バトンパスのように人から人へ店の思いをつなげていければ」と話す。

 平野さんは、ダイニングバーの料理長や和風居酒屋の店長、店舗開発の経験を経て独立した。和風居酒屋を立ち上げる予定だったが、コロナ禍で断念。「ギョーザ店は売上が安定している」と聞き、シュウマイや小籠包(しょうろんぽう)など皮で包む料理に着目したところ、春巻きの店はほとんどなかったため同店の立ち上げを思い付いたという。

 フードメニューは、10品目の具材を入れて揚げる「王道バトン春巻き」(240円)、「鶏中華おこわ春巻き」(260円)、「3種豆のカレー春巻き」(280円)、「豚しゃぶオクラの生春巻き」(390円)、ナンプラーベースのタレを付ける「レンコンつくねの蒸し春巻き」(460円)、ラムレーズンやカスタードを包んでバニラアイスを添える「焼きリンゴのシナモン春巻き」(390円)など16種類の春巻きを提供する。

 そのほか、ハチミツをかけて食べる「男爵芋とゴルゴンゾーラ春巻き」(360円)や卵黄に付けて食べる「牛すき焼き春巻き」(370円)のほか、「広島風お好み焼き春巻き」(360円)、「大海老とフカヒレのリッチ春巻き」(1,000円)などもある。

 ドリンクメニューは、「アサヒ スーパードライ(小瓶)」(560円)、「台湾ビール」(600円)、「広島県 瀬戸田町産 レモンサワー」(490円)、「高知県 北川村産 柚子(ゆず)サワー」(490円)、芋焼酎「泥亀」(550円)、ソフトドリンクや梅酒などもそろえる。

 ランチタイムには、スープとサラダがついた「BATON春巻き定食」(1,000円)、「ちょい汁担々麺」(1,150円)、「はみでる角煮丼定食」(1,300円)を提供する。

 テークアウトメニューは、「王道春巻き」(240円)や「海老とアボカドの生春巻き」(440円)、「バトン生春巻き4種盛り」(840円)など。「ごはんに日本一合う春巻き弁当」(880円)、「にんにくマシマシ唐揚げ」(1個110円)も販売する。デリバリー可。想定客単価は、昼=1,000円、夜=2,500円~3,000円、テークアウト=1,300円。

 「和洋中すべての味の春巻きを提供したく、メニュー数が増えた。それぞれ材料や調味料の異なる春巻きを毎日8時間かけて100本以上仕込んでいる。珍しさから、テークアウトでは全種類を1本ずつ購入する人が多い」と平野さん。今後について、「春巻きにできない食材はないと考えている。アイデアは40~50種類ほどあるので、創意工夫をこらした春巻きを提供してきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時~22時。緊急事態宣言中は20時まで、アルコールの販売を取りやめる。月曜定休。新型コロナウイルス感染症の対策として、店内利用客に検温を実施、各テーブルにアルコール消毒液とアクリル板を設置、店員はマスクを着用する。

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