「LEON」「Begin」などの雑誌を手がけたメディアプロデューサーの岸田一郎さんが取締役を務めるプロッツ(港区三田3)は9月16日、毎日更新のポータルサイト「KISHIDA DAYS(キシダデイズ)」を立ち上げた。
同社は、同サイトを立ち上げるために6月20日に設立。「LEON」「NIKITA」などの雑誌で、岸田さんとともにメディアを作り上げてきた田上美幸さんが社長を務める。
岸田さんは、「ちょいワルオヤジ」「ちょいモテオヤジ」などの流行語を生み出した名物編集長。現在は、同サイトの制作総指揮を務める傍ら、講演会やコンサルティング活動、テレビ出演などを行っている。
「KISHIDA DAYS」の内容は、岸田一郎のブログ「キ・シ・ダ・イ・ズ・ム」、岸田さんの目利き力を生かしたラグジュアリー商品を紹介していく「本日のとっておき」、イタリアのファッションリーダーたちの着こなし提案をスナップ写真で紹介していく「やんちゃMEN in Italy」、30歳以上の女性がより魅力的になるためのノウハウを発信する「艶女(アデージョ)の素」、岸田さんのセレクトショップコンテンツ「岸田書斎」、クルマ評論家、岡崎宏司さんのブログ「岡崎宏司のクルマDEトリップ」の6つのコンテンツで構成する。ターゲットは、「消費にアクティブな30~50代の男性」(同社)。
田上さんは、「『KISHIDA DAYS』は、ただ情報を流すだけのサイトではなく、岸田一郎という目利きのカリスマが発信するメディア。このサイトを中心にして、将来的にはさまざまな事業を発展させていく予定。反響を確実に得て、新たなトレンドを作っていく」と話す。