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西五反田エリアに「彬龍華66」 ヤザワミート系列、初の中国料理店

看板メニュー「66胡桃担々麺」を持つ、総料理長の中里卓さん

看板メニュー「66胡桃担々麺」を持つ、総料理長の中里卓さん

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 中国料理店「彬龍華66(はんりゅうか ろくろく)」(品川区西五反田2、TEL 03-5436-6600)が1月16日、西五反田エリアにオープンした。運営は、黒毛和牛を中心とした飲食店や精肉卸業を手がけるヤザワミート(港区白金3)。

「66胡桃担々麺」

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 場所は目黒川・谷山橋近くで、系列店の「あげ福」(品川区西五反田2)や「ミート矢澤」(同)と同じ通り沿い。店舗面積は50坪。席数は、カウンター=4席、テーブル席=42席。

 ヤザワミート系列店で中国料理は初の業態。開店経緯について、総料理長の中里卓さんは「『あげ福』や系列店『和牛肉そば ごん』などで料理長を務めていた井上彬さんと同じ中国料理店で働いていたことがあり、以前から同社とはつながりがあった。それがきっかけで『私の中国料理を形にできる店を作れたら』という話をする機会があり、同店の立ち上げに至った」と話す。

 中国料理の中でも、塩味ベースでシンプルな調理工程が特徴だという広東料理を提供する。「素材の味を引き出すため、余計な調味料は入れない。素材と会話しながら調理している」と中里さん。

 看板メニューは、「66胡桃(くるみ)担々麺」(1,700円)。ゴマの代わりにクルミを使ったスープが特徴で、麺はストレートで細く、コシがあるような香港の麺を再現したものを使う。夏季は冷製も提供する予定。

 そのほかのフードメニューは「ふかひれの薬膳美白のダブルボイルドスープ」(3,000円)、「北京(ペキン)ダック チャイナクレープと鴨(かも)ロースをプラムソースで」(ハーフ=7,200円、1羽=1万3,800円)、「国産活(い)き伊勢海老(えび)の香港姿蒸し特製醤油(しょうゆ)ソース」(6,800円)、「豚肉入り海老ワンタンと黄ニラのせ香港金華ハムスープそば」(1,600円)など。ネギとショウガ・黒コショウ・XO醤(じゃん)・ピーマン入りなどから味を選べる「和牛サーロイン炒め」(4,200円)や、塩・ガーリック・腐乳(ふにゅう)ソースなどから味を選べる「中国野菜炒め」(2,000円)も用意する。中国野菜は中台菜園(千葉県)から仕入れる。

 点心メニューは「ふかひれ、とびっこのせ海老蒸し餃子(ギョーザ)」(1,100円)、「鹿児島県産霧島黒豚の帆立(ほたて)とキャビアのせ広東焼売(シューマイ)」(950円)、「自家製旨(うま)みたっぷりコラーゲン小籠包(ショーロンポー)」(950円)、「揚げ海老餃子 マンゴーマヨネーズソース」(800円)など。

 デザートメニューは「香港エッグワッフル 小倉餡(おぐらあん)、蜂蜜シロップ、季節のフルーツ添え」(1,850円)、「杏仁(あんにん)豆腐 国産金柑(きんかん)の蜂蜜ソースがけ」(800円)、「特製クラシックマンゴープリン」(950円)、「黒胡麻(ごま)餡入り揚げ胡麻団子」(600円)などをそろえる。

 そのほか、期間限定で「オープニング特別コース」(1万2,800円)も用意する。内容は、魚・野菜・和牛料理の主菜3品のほか、「宮城県気仙沼産“毛鹿鮫(もうかざめ)”煮込み 宮廷コラーゲンブラウンソース」や北京ダック、「66胡桃担々麺」「本日のデザートプレート」など。

 「店の味を再現した商品をインターネット販売したい。ゆくゆくの目標は、宇宙食に採用されること」と中里さん。「五感と五味を感じるだけでなく、心に深く残るような食事の機会を提供できれば」とほほ笑む。

 営業時間は、11時30分~15時、17時30分~23時。月曜定休。

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