報道写真家・宮嶋茂樹さんによる「不肖・宮嶋 最後の戦場 ウクライナの真実 写真展」が2月18日・19日、スクエア荏原4階展示室(品川区荏原4)で開かれる。
主催は、舞台制作などを手がけるTASKO(タスコ、小山3)の田井地直己さん。メールマガジン「誠論酔藝(せいろんすいげい)」と倉山塾東京支部が協力する。
同展で展示するのは、昨年8月に出版された宮嶋さんの著書「ウクライナ戦記 不肖・宮嶋 最後の戦場」で紹介されている写真が中心。写真は昨年、2度にわたってウクライナで撮影した。
鳥取と京都に続く品川エリアでの開催について、宮嶋さんとは昔からの知り合いという田井地さんは「今回の著書を読んで、東京でも宮嶋さんの写真展を開催したいと思っていた。できればトークショーも開きたいと思っていたところ、運よく会場が見つかった」と話す。「ロシアのウクライナ侵攻から間もなく1年がたつタイミングで、宮嶋さんは再びウクライナに入る。それまでに開きたかった」とも。
18日には、スクエア荏原1階のひらつかホールでトークショーを開く。宮嶋さんのほか、皇室史学者・憲政史家の倉山満さん、ライター・編集者の梶原麻衣子さんらが登壇予定。田井地さんは「ウクライナ情勢とそこから見えてくる世界情勢を中心に、宮嶋さんの戦地に向かう覚悟や思いのほか、生き方についても聞く」と話す。
「戦地という危険な場所に行った人の話を直接聞けるのは貴重な機会。SNSなどを通してウクライナの現状を情報として知る機会はあると思うが、実際に現地の光景を目の当たりにした宮嶋さんの言葉、語り口、表情から、来場した人それぞれが何かを感じてもらえれば」と田井地さん。「写真展はもちろん、トークショーにもたくさんの人にぜひ足を運んでもらいたい」と呼びかける。
開催時間は13時~19時(19日は18時まで)。入場無料。トークショーの開催時間は14時~17時(13時30分開場)。料金は、一般=3,000円、学生=1,500円(要証明)。