暮らす・働く 学ぶ・知る

「品川区100人カイギ」開催迫る 初回は五反田、ゆうぽうと跡地近隣で

「100人カイギポーズ」を取るキュレーターの森善隆さん(左)、伊藤隆朗さん

「100人カイギポーズ」を取るキュレーターの森善隆さん(左)、伊藤隆朗さん

  • 18

  •  

 地域にゆかりのある人が各自の活動を発表する連続トークイベント「品川区100人カイギ」第1回が2月21日、東急池上線・大崎広小路駅近くの日本郵政不動産五反田事務所(品川区西五反田8)で開催される。主催は品川区100人カイギ。

ゆうぽうと跡に建設中の複合施設ビル(2023年2月撮影)

[広告]

 「100人カイギ」は、街や地域、組織の人と人とを緩やかにつなぐことを目的としたコミュニティー活動。毎回5人のゲストを迎えて仕事や活動に関する話を聞くイベントを定期的に開き、ゲストが100人に到達することを目指す。2017(平成29)年に渋谷区で始まり、全国70以上の地域に広まっている。

 「品川区100人カイギ」は、大崎広小路駅前のゆうぽうと跡地に建設中の大規模複合施設「五反田計画(仮称)」計画をきっかけに企画された。ゲストをブッキングするキュレーターは、東急エージェンシー(港区)の伊藤隆朗さん、ノオト(西五反田1)の森夏紀さん、コグラフ(西五反田7)の森善隆さん、日本郵政不動産(千代田区)の川中泰弘さん。

 開催の経緯について、伊藤さんは「業務で五反田のまちづくりに関わる中で、もっと街を知りたい、街の人々とつながりたいという思いがあった。100人カイギの理念に共感し、その立ち上げに当たって品川地域で活動する方たちにキュレーターを打診した」と話す。一般社団法人五反田バレーの会員企業として、森善隆さんは「五反田バレーは、五反田を日本で一番スタートアップ企業が集積するエリアとして盛り上げていこうというミッションを掲げている。そのためには、オフィス環境などのハード面を整えるだけでなく、地域の店や住民の方と関係を築いていい街の雰囲気をつくっていくことが大切。五反田の地域活動として貢献できれば」と話す。

 第1回は、五反田で活動する5人をゲストに迎える。登壇者は、小料理店「気になる嫁デラックス」(西五反田1)総嫁長の平野アミさん、五反田バレーの代表理事を務める中村岳人さん、大井町から五反田に本店を移した「TRIGGER(トリガー)鍼灸院」(西五反田1)院長の小池謙雅さん、五反田モルック協会の松木一真さん、日本郵政不動産の長澤智也さん。自身の仕事や活動について、1人10分間トークする。参加者同士の交流タイムも設ける。

 「歴史的背景からして、品川は昔からさまざまな人々が行き交うエリア。その中の1エリアである五反田には面白い人が集っている。そんな街の良さを感じられる会になれば」と森さん。伊藤さんは「同じ街で働いたり暮らしたりしていても、普段なかなか会わない人もいる。そんな人同士がこのイベントでつながって、その先に何か新しいものが生まれたらうれしい。参加者全員がフラットに楽しめる場にしていきたい」と意気込む。

 開催時間は19時~21時。参加費は1,000円で、Peatixで受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース