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白金高輪にカフェ「シアン」 イベント企画会社が経営、自家焙煎コーヒーも

「cafe CYAN/思案茶房」外観

「cafe CYAN/思案茶房」外観

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 「cafe CYAN(シアン)/思案茶房(しあんさぼう)」(港区白金1、TEL 03-5422-9693)が白金高輪駅近くにオープンして3カ月がたった。経営は展示会の企画・運営やディスプレー事業を手がけるジェイシーレゾナンス(同)。

「cafe CYAN/思案茶房」内観

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 同社の1階に店を構える。店名通りシアン(緑がかった明るい青)をテーマカラーに、店内は自然を感じられるよう観葉植物を置き、季節の花を生ける。遮音性の高いコンクリート打ちっ放しの壁を生かし、静かで落ち着ける環境を目指したという。店舗面積は10坪。席数は18席。

 入り口付近の本棚には文庫本を置き、各テーブルにはしおりを用意する。来店客が自席で自由に本を読み、次回来店時に続きを読みたい場合はしおりを挟んで棚に戻す仕組み。Wi-Fiと電源を備え、ワークスペースとしても利用できる。

 同社社長の松永博司さんは、カフェの経営が長年の夢だったという。コーヒー豆の仕入れと焙煎(ばいせん)は松永さんが担当する。

 5種類の「自家焙煎珈琲(コーヒー)」(各500円~)は、特注の焙煎機で遠赤外線焙煎を行うことで、渋みやえぐみがなく風味が良い焙煎豆が出来上がるという。店内と通販でコーヒー豆の量り売りも行う。

 そのほか、「自家製豆乳」(500円)、「自家焙煎ココア」「阿里山茶」「凍頂烏龍(ウーロン)茶」(以上700円)などをそろえる。夏限定メニューとして、「自家製梅ジュース」(600円~)も提供する。

 主に店に立つのは、松永さんの母で長年飲食店に携わっていた松永政美さん。スタッフの加藤千明さんは「政美さんとの会話を楽しみに来店するお客さまも多い」と話す。スタッフの鈴木園子さんは「こだわりのある隠れ家をコンセプトに、都会の喧騒(けんそう)から離れてのんびりできるカフェなので、休憩場所として思い出してもらえるような店にしたい」とほほ笑む。

 営業時間は10時~18時。土曜・日曜・祝日定休。

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