精肉・総菜販売店「玉川精肉店」(品川区西五反田4、TEL 03-6417-9838)が3月1日、不動前駅前に移転オープンした。運営は食品専門の撮影スタジオなどを手がけるDesign TUNE(デザインチューン、世田谷区)。
「玉川精肉店」は2019年、同社がオフィスを構える世田谷区・瀬田エリアにオープン。同社社長の赤土(しゃくど)和寛さんの親戚が20年前に廃業した屋号を復活させ、精肉販売と1日数組限定で肉料理のコースを提供していた。
弁当店「さんでりか」跡を一部改装して活用する。店舗面積は20坪。席数はカウンター=4席。
移転の経緯について赤土さんは「コロナ禍で休業後、再オープンを求める声をもらっていた。前の店は場所が分かりづらく狭かったので、店名に合わせて周辺エリアで移転先を探していたが、目黒方面なら出店に向いているのではと助言をもらい、この物件に出合った」と話す。
精肉は、赤身肉などを100グラム単位で販売する。「仙台牛A5オーダーカット」(1,490円)、「特上霜(しも)降り牛たんスライス」(1,058 円)、「牛タンたんスライス」(734円)、「国産交雑牛スライス」(626円)、「ハラミ焼肉用」(734円)、「黒毛和牛味付けミックスホルモン」(410円)、「和豚もち豚バラスライス」(302円)などをそろえる。
総菜は、「衣にこだわったハムカツ」(194円)、「肉屋の粗挽(び)きメンチカツ」(302円)、「牛肉入りコロッケ」(162円)、「クリームコロッケ」(237円)、「ささみ大葉チーズカツ」(270円)、「プリプリ海老カツ」(97円)、「タマガワフライドチキン」(270 円)、「カレーコロッケ」(129円)などを用意する。
弁当は、「炭火焼霜降り牛たん」「炭火焼A5和牛すき焼き」(以上1,620 円)、「大きな唐揚げ弁当」(864 円)、「炭火焼き鳥丼」(1,080 円)などをそろえる。客単価は1,400円。
「コロナ禍で社会の暗い時期が続いたから、自宅で肉をモリモリ食べて元気になってほしい」と赤土さん。「今後は夜の時間帯にクラフトビールやボジョレーワインを提供し、店で購入したものをイートインスペースで食べられるようにしたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。