マタニティフォトスタジオ「Belly Couture(ベリークチュール)」(品川区西五反田2、TEL 03-6675-7552)が西五反田エリアにオープンして2カ月たった。経営はフォトスタジオ運営や広告代理業を手がける「epiny(エピニィー)」。
「Bijou」のペイント(写真提供=Belly Couture)
マンション7階のオフィス兼スタジオを使う。敷地面積は約5坪。
妊婦の腹部に絵を描くマタニティペイントと、妊娠中の姿を写真に撮って記録に残すマタニティフォトのサービスを提供する。コンセプトは、妊婦の輝きをジュエリーのように表現すること。妊婦の腹部に手芸用のパールやラインストーン、ラメなどを使って「ジュエリーのような」ペイントを施す。衣装はスーツを用意する。
社長の金光由莉さんは、サービスを立ち上げた経緯について、「妊娠中は気持ちの浮き沈みが激しくて辛かったと周りの人から聞いた。妊娠期間を少しでも良い思い出にしてもらえれば。マタニティペイントは、腹部にカラフルな絵を描いてフワっとしたデザインのドレスを着て撮影することが多い。私たちのサービスでは、かっこよくてラグジュアリーな雰囲気が好きな人を対象にしたかった」と話す。
ペイントの種類は、安産祈願の意味を持つという星と月を描いた「Star×Moon(スター&ムーン)」、パールやゴールドの装飾品を用いた「Bijou(ビジュー)」、幸せを呼ぶ木といわれるオリーブを描いた「Olieve(オリーブ)」の3つ。スーツは、黒、白、ベージュ、グレーを用意する。
撮影シチュエーションは、白背景、黒背景、20種類をそろえる造花を小道具に使う「お花」、家族と一緒に撮影する「ファミリー」など6種類。
料金は、ベーシックプラン=13万2,000円、スペシャルプラン=16万5,000円(以上、撮影代、レタッチ済みのデータ納品代、ヘアメイク代、ペイント代、スーツ代、アクセサリー代を含む)。プランにより、選べる撮影シチュエーションの数とデータ納品数が異なる。納品は撮影日から3週間程度。予約はホームページで受け付ける。
金光さんは「各都道府県のフォトスタジオに当社のマタニティペイントの技術を提供して、業界の一番を目指す。現在はマタニティフォトがメインなので、今後は新生児と撮影するサービスも展開したい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~18時。