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東五反田に焼き肉「あぶさん」 和牛メイン、店名は野球マンガに由来

マスターシェフの飯沼健さん

マスターシェフの飯沼健さん

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 焼き肉店「あぶさん」(品川区東五反田1、TEL 03-6761-0471)が7月19日、東五反田エリアにオープンした。経営はダイナーベース(西品川3)。

「あぶさん」店内

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 ビル1階の事務所跡を全面改装した同店。店舗面積は約7坪。席数はテーブル12席。正面に窓を設置し、外から店内の様子が分かるようにした。

 マスターシェフの飯沼健さんは都内の焼き肉店で25年以上、仕入れや調理を経験。2020年には五反田で新しい焼き肉店の店長を務める予定だったが、焼き肉店はコロナ禍で業態変更を余儀なくされたという。このほど、空き物件があったことから不動産業などを営む上窪龍一さんとの共同出資で「あぶさん」の出店にこぎ着けた。

 店名は、上窪さんが好きだという水島新司さんの野球マンガ「あぶさん」と、肉をあぶる焼き肉の食べ方に由来する。店内には、同作品の主人公「あぶさん」こと景浦安武の絵を飾り、窓辺には原作の傑作選に当たるマンガ本「あぶさんの野球人生 全56章」の上下巻を置く。

 メニューは、いずれも芝浦の食肉市場から仕入れる「上タン」(2,800円)、「上ハラミ」(2,200円)、「上ヒレ」(3,800円)など。和牛やホルモンなど5、6種類を盛り合わせる「あぶさん特盛」(3,800円)や、好みや人数に応じて提供する「和牛プレート」(5,000円~1万円)も提供する。「上カルビ」(1,200円)、タン塩(1,500円)、ホルモン、豚トロ(以上750円)などのほか、日替わりでサイコロステーキやモツ煮込みなども用意。半量での注文も受け付ける。

 スープや漬物は全て自家製で、キムチ3種盛り(800円)、ユッケジャン(650円)、サラダ(500円)、ビビンバ(800円、石焼き=900円)など。冷麺(750円)のスープは牛骨などからだしをとる。

 ドリンクは、「サッポロ生ビール 黒ラベル」(550円)、「デュワーズ ハイボール」(528円)、レモンサワー(462円)、「高清水」(一合=418円)、「由布岳」(グラス=528円、ボトル=1,980円)、ウーロン茶(385円)などをそろえる。

 ランチタイムには、ロースやカルビを使った「焼き肉弁当」(800円)と「ビビンバ弁当」(550円)をテイクアウトで販売する。

 「質の良い肉をリーズナブルに提供したい。和牛のタンやハラミなど、希少部位を安定して仕入れられるのが強み」と飯沼さん。「まずは皆さんに店を知ってもらい、経営を軌道に乗せたい」とほほ笑む。

 営業時間は16時~23時。弁当の販売時間は月曜~金曜=11時30分~14時。日曜定休。

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