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大井町に沖縄料理店「ゆいま~る」 地元客からの要望に応え、朝4時まで営業

「ゆいま~る」店長の渡口弓嵩さん

「ゆいま~る」店長の渡口弓嵩さん

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 沖縄料理店「ゆいま~る」(品川区東大井5)が、大井町駅東口の東小路飲食店街にオープンして1カ月がたった。

「ゆいま~る」店内

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 大井町・平和小路の「おばんざい幸」姉妹店で、「bar DEAL」跡にオープン。店舗面積は2.5坪。席数は、カウンター=7席。

 店長の渡口弓嵩さんは、沖縄県の豊見城市出身。飲食店で15年ほど勤め、イベントでの沖縄料理の出店経験も持つ。オープンの経緯について、渡口さんは「おばんざい幸の店主が、地元のお客さんから『深夜に食事できる店がほしい』という声をもらっていた。その要望もあって店主の知り合いである私に声がかかり、近隣ではあまり見かけない沖縄料理店を業務委託の形で開くことになった」と話す。現店舗での営業は年内までをめどにして、店舗の拡張を狙って城南エリアへの移転を計画する。

 看板のフードメニューは、「タコライス」や、しょうゆ味の肉をのせる「沖縄そば」(以上930円)と、塩味の肉をのせる「ソーキそば」(980円)。沖縄から食材を取り寄せ、「海ぶどう」(690円)や「沖縄もずく」(450円)、「ミミガー」(350円)なども提供する。テイクアウト(容器代50円増し)にも対応し、一部エリアにはデリバリーも行っている。

 ドリンクメニューは、「泡盛」(各種550円~)や「シークワサーサワー」「パッションフルーツサワー」(以上550円)、「さんぴんハイ」(550円)、「泡盛コーヒー」(700円)など、沖縄ならではの酒をそろえる。ソフトドリンク(350円)も用意する。

 「メニューはお客さんの意見を取り入れ、日に日に変えている。常連さんが食べ飽きないよう、さらにメニューを増やしていきたい」と渡口さん。「ドアを開けて入った所に沖縄ののれんをかけ、泡盛は琉球グラスに注いで出し、店内BGMも沖縄の音楽にこだわって流している。沖縄を感じたい人、沖縄の話をしたい人、沖縄を知りたい人、皆さんを歓迎している。沖縄の話なら任せて」と笑顔を見せる。

 営業時間は21時~翌4時。日曜定休。

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