西小山駅前のイベント広場(品川区小山6)で8月4日、盆踊り大会が開催される。主催は小山六丁目町会、原町一丁目町会(目黒区)。
小山六丁目町会副会長の中澤利秋さんは「地域活性化と町会員を増やすことが目的。地域に高齢者が増えてきて、若い人にも町会に関わってほしい現状がある。今年3月から西小山駅前にできたマンションの入居募集が始まったので、新たに祭りを始めるなら今年がいいと考えた」と話す。同町会が盆踊り大会を主催するのは今回が初。
区内で盆踊り教室「晴盆(はれぼん)」を開く加藤晴美さんも、イベントの運営に協力する。「盆踊りができる場所を探していて、知り合いに西小山駅前の広場を提案された。許可をどう取ればよいのか困っていたところ、小山六丁目町会を紹介してもらい、盆踊りの振り付け監修と選曲を担当することになった」と経緯を振り返る。
盆踊りは2部構成で、1部と2部の間にハードポップユニット「A for-Real(エイフォーリアル)」のライブを行う。「品川音頭」「西小山音頭」「東京音頭」「エビカニクス音頭」「ドラえもん音頭」「USA」などを含めた13曲ほどを流す。30日には荏原区民センターで盆踊りの事前講習会を開く(19時から、参加無料)。
イベント広場では、シューマイ、フランクフルト、ラムネ、ビールサーバーなど屋台の出店も。子どもには数量限定でポップコーンを配布する。
中澤さんは「コンパクトな会場だが、さまざまな工夫をするのが楽しい。イベントの課題をクリアして内容を詰めていき、地域住民の声を毎年反映できるようにしたい」と意気込む。加藤さんは「盆踊り大会の開催を伝えたら、商店街の多くの人から協力を申し出る反響があった。今回は町会で開催するが、来年からは商店街の人たちも巻き込めたら」と話す。
開催時間は18時~20時。小雨決行。