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三田駅近くに「カレーの店よすが舎」 池尻大橋から移転、創作カレー提供

「カレーの店 よすが舎」店主の峰直樹さん夫妻

「カレーの店 よすが舎」店主の峰直樹さん夫妻

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 「カレーの店 よすが舎」(港区芝4、TEL 03-6665-8320)が7月8日、都営三田線・三田駅近くにオープンした。

「カレーの店 よすが舎」外観

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 同店は2020年、居酒屋「イザック」(目黒区)店内で間借り営業を開始。今年6月に閉店し、三田駅近くに移転・独立オープンした。

 店主の峰直樹さんは学生時代、インド料理店「砂の岬」(世田谷区)への来店をきっかけにインド料理やスパイス、カレーに興味を持ち、IT企業に就職した後もインド料理教室で学び続けたという。2019年に会社を退職して、カレー&オリエンタルバル「桃の実」(現在は閉店)へ勤務。約1年勤めた後に、「カレーの店 よすが舎」を間借りオープンした。

 店名の「よすが」は、「身や心のよりどころ」の意味。店内は木材を中心に使った温かな雰囲気で、老若男女が入りやすい明るい店を目指した。店舗面積は5.5坪。席数は8席。

 峰さんは「三田はオフィス街で人の往来が多いだけでなく、近隣の飲食店の方々が優しく素晴らしい街」と話す。「前店舗では個人事業主やアパレル関係者の利用が多かったが、三田は会社員が多い。注文を受けてから食事を提供するまでの時間はよりシビアになった」とも。

 インド料理をベースにした創作カレー「月替わり」と「週替わり」(以上1,100円)の2種類を用意する。前店で人気だったメニューを中心に、「バターチキン」や「ビターな牛すじ肉のカレー」などが並ぶ。このほか、味見サイズの「ミニカレー」(200円)や、デザートに自家製アイスクリームの「カルダモンのアイスクリーム」「チョコミントのアイスクリーム」(以上300円)も用意する。ごはんは大盛・お代わり無料。

ドリンクメニューはラッシー、「アイスチャイ」(以上300円)、アルコール類はハートランド(小瓶=500円)、「インディアン・ラムチャイ」(ホット・アイス=600円)を用意する。想定客単価は1,100~1,400円。

 「カレーとライスをかき込むように食べられる、米に合う味を目指している。アイス1つとっても、他店では味わえない料理を出していきたい」と峰さん。「リピートしてくれる人も増えてきて、いい反応。お酒を楽しむ方もいるので、今後はつまみになるスパイス料理などにも挑戦したい」とほほ笑む。

営業時間は、11時~14時30分、17時30分~20時(土曜は11時~15時30分まで)。日曜・祝日定休。

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