「高輪はちみつ収穫祭」が8月8日、高輪ゲートウェイ駅近くの「TokyoYard Building(トウキョウヤードビルディング)」(港区高輪2)2階で開催される。主催は高輪ゲートウェイエリアマネジメント事務局(同)。
養蜂について学ぶ「ミツバチ講座」の様子(写真提供=高輪ゲートウェイエリアマネジメント事務局)
同イベントは、2023年に始まった「TAKANAWA BEE PROJECT(タカナワビープロジェクト)」の一つ。同プロジェクトは高輪ゲートウェイ駅周辺におけるまちづくりの一環で、 養蜂を通して自然への意識を高め、地域で植物や花を育てて緑あふれる環境整備を目指す。
「TokyoYard Building」屋上で養蜂を開始したのは2023年7月。養蜂家と同事務局職員が巣箱や蜂の様子を見守り、同年10月に蜂蜜約17キロを収穫した。これまでに2回、 関係者向けに蜂蜜の試食を行ったが、一般向けのイベントは今回が初 になる。
当日は、養蜂家の金子裕輝さんが養蜂について解説する「ミツバチ講座」や巣箱の見学、遠心分離機で抽出した採れたての蜂蜜の試食を用意する。
同事務局の三瓶華奈さんは「都心で蜂蜜の収穫を見られる機会はなかなかないかと思う。今回のイベントが少しでも環境に対する意識の醸成につながれば。採れた蜂蜜は今後、地元高輪産の蜂蜜として販売を検討していきたい」と話す。
開催時間は16時~18時。途中入退室不可。参加無料 。長袖・長ズボンの着用必須。