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戸越銀座に「バー1054」 店主は地元出身、日本酒とコーヒーをメインに

(左から)「bar1054」店主の海野圭祐さんと、SAKE JAPANの田口瑞穂さん

(左から)「bar1054」店主の海野圭祐さんと、SAKE JAPANの田口瑞穂さん

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 日本酒とコーヒーをメインに提供する「bar1054(バー トゴシ)」(品川区平塚2)が戸越銀座駅近くにオープンして1カ月がたった。

「Caffe La Costa」外観。夜の時間帯に「bar1054」を営業する

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 カフェ「Caffe La Costa(カフェラコスタ)」閉店後、夜の時間帯に営業する。店舗面積は6坪。席数は、テーブル席8席、スタンディング席10席。日中よりも照明を暗くし、落ち着いた雰囲気を演出する。

 店主の海野圭祐さんは戸越銀座出身で、日中は理学療法士として働いている。「Caffe La Costa」の店主とは以前から知り合いで、カフェの営業時間外にこのスペースを使って別業態の店を運営する話が持ち上がったという。

 海野さんは、「自分がコーヒー好きなのでコーヒーを出すほか、夜の時間帯なのでバー業態にした。共通の知り合いつながりで、日本酒のプロモーションを手がけるSAKE JAPAN(サケジャパン、目黒区)社長の西條智洋さんと出会い、日本酒やつまみを仕入れるお願いすることになった」と話す。

 ドリンクは、日本酒を中心としたアルコール類と、コーヒーを提供する。日本酒になじみがない人でも楽しめるよう、アルコール度数が低いものや少し変わった味の日本酒をそろえる。「進 ~OLIVE~」「ブラック今代司 極辛口純米酒」「讃岐くらうでぃ」(以上、グラス=700円)、「Garyubai Sparkling Clear」(グラス=500円、ボトル=2,500円))など。このほか、ビールや焼酎(以上600円)、ジンのコーヒー割り(700円)などを用意する。

 「スペシャリティコーヒー」(700円)は、数種類の中から海野さんが客の好みを聞いて豆を選び、1杯ずつハンドドリップで入れる。「コーヒー飲み比べ2種」(1,000円)も用意する。

 昼とは異なる体験をしてほしいと、同店ではドリンクをワイングラスに注いで提供する。「グラスは間口が広いので香りを感じやすい。厚さも薄いので、温度が下がることによる味の変化も楽しめる」と海野さん。

 つまみは、「たまり漬け醤油(しょうゆ)クリームチーズ」「トリュフ香るミックスナッツ」「酒粕クリームチーズカシューナッツ」(以上500円)などを提供する。

 「飲食業は初めての経験なのでドキドキ感もありつつ、お客さんとの交流を楽しんでいる。戸越銀座でお酒やコーヒーといったら当店、と思ってもらえるような店にしていけたら」と海野さん。「今後は蔵元を呼んで、日本酒のペアリングや飲み比べのイベントなどを開催してみたい」とも。

 営業時間は19時~23時。月曜・祝日定休。

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