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戸越公園駅前に「立呑み とね川」 大井町の居酒屋「こいさご」系列店

(左から)「立呑み とね川」店主の綿貫和人さん、総料理長の荒井克也さん

(左から)「立呑み とね川」店主の綿貫和人さん、総料理長の荒井克也さん

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 「立呑み とね川」(品川区戸越5、TEL 070-8948-4640)が9月19日、戸越公園駅近くにオープンした。

「立呑み とね川」カウンター

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 2022年に開店した「大衆酒場こいさご大井町本店」(品川区東大井6)の系列店。衣料品店「MIYA」跡を改装した。内装はグレーを基調に仕上げ、カウンターには木材を使う。トイレの壁紙は店主の綿貫和人さんが好きな「キンミヤ焼酎」をイメージした青色を採用する。店舗面積は約3坪。立ち飲み席は店内に8席、店外に3席の計11席を設ける。

 オープンの経緯について、綿貫さんは「以前から立ち飲み店にも興味があり、大井町を中心に物件を探していたところ、戸越公園駅近くのこの物件に出合った。総料理長の荒井克也さんは20年以上和食料理に携わった人。おいしい食事にこだわった立ち飲み系列店の出店を決めた」と話す。「店名は毎回、自分と縁のある名前を付けている。今回は荒井さんと僕が埼玉出身だったことから、埼玉などを流れる利根川にあやかって名付けた」とも。

 メニューは、「だし巻玉子」(660円)、「鴨焼」(1,078円)、季節の刺し身(660円~)、「かきの酒炒り」(660円)、「鯖(サバ)の味噌(みそ)煮」(715円)などを提供する。

 ドリンクは、たる生で提供する「キリンラガー」(495円)のほか、「銀嶺月山からくち」「にごり酒宮の雪」(以上385円)などの日本酒、キンミヤ焼酎をベースとしたサワー(385円~)などをそろえる。支払いは現金のみ。

 客層は20~50代の男女。想定客単価は約2,500円。

 「旬の食材を使った料理と、僕らが好きな酒を提供している。キリンラガーは根強いファンがいる銘柄。日本酒はいろいろなところに買い付けに行っているので、時期に合わせたものを提供するつもり」と綿貫さん。「オープン初日は、5~6人ほど並んでいた。今後も店舗数増を視野に入れつつ、いろんなお酒の楽しみ方を提案したい」とほほ笑む。

 営業時間は17時~23時。水曜・日曜定休。

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