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西五反田に「キングストンジャークチキン」 ジャマイカの鶏肉料理を提供

「KINGSTON JERK CHICKEN」社長の二瓶桂さん(右)と店主の青野智也さん

「KINGSTON JERK CHICKEN」社長の二瓶桂さん(右)と店主の青野智也さん

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 ジャマイカ料理店「KINGSTON JERK CHICKEN(キングストンジャークチキン)」(品川区西五反田7、TEL 03-5747-9795)が首都高速目黒線沿いにオープンして1カ月がたった。運営はマゴコロダイニング(新宿区)。

「KINGSTON JERK CHICKEN」店内

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 スパイスで味付けした鶏肉を、ドラム缶でいぶして焼くジャマイカ料理「ジャークチキン」を提供する。同社はデリバリー業態で加盟店を増やした後、デリバリーとイートインを合わせた業態として同店の営業を開始。社長の二瓶桂さんがバーチャルレストランのショールーム「VRLab」跡を DIYで改修し、レコードをディスプレーするフレームや収納付きテーブルを自作した。店舗面積は12坪。席数は6席。

 二瓶さんは「レゲエ好きが高じて20代前半にジャマイカへ渡り、現地で食べたジャークチキンの味に衝撃を受けた。その後、3度ジャマイカを訪れて約50店舗を食べ歩き、本場のレシピと技術を学んだ」と、ジャマイカ料理との関わりを振り返る。

 出店の経緯については、「デリバリー業態で店舗を拡大できたため、小スペースで収益性を高められる可能性を模索していたところ、VRLabの営業に一区切りをつけた店主から声をかけてもらった。創業前からお世話になっていた恩義もあったため、この場所での出店を決めた」と話す。

 フードメニューのジャークチキンは、チリペッパーやハーブ、オールスパイスなどのジャマイカ直輸入のスパイスに鶏肉を漬け込み、ドラム缶でいぶしてじっくりと焼き上げる。定番の「オリジナルジャークチキンプレート」(150グラム=961円~、グラム数はご飯の量)には、ココナツミルクで炊き上げた豆ご飯「ライスアンドピーズ」、カレー風味のポテトサラダ、レタス、トマトが付く。ジャークチキンには、ガーリックやレッドホットソース、チーズ、エッグ、ソーセージなどをトッピングできる。

 ジャークチキンをホットドッグ風にアレンジした「オリジナル・ジャークドック」(745円)は、プレートと同様トッピングに対応する。

 ドリンクメニューは、コーラやアイスコーヒー、緑茶、オレンジジュース(以上378円)、ジャマイカのビール「レッドストライプ」(972円)をそろえる。クラフトビールは「レボブルーイング ワン IPA」や「マスターピース」「オハラストームバースト IPA」「カーボンブリュース ブライトサイド」(以上1,408円)などを用意する。

 今後について、二瓶さんは「小スペースでデリバリーとイートインを共存させたノウハウを加盟店にも広めていきたい。レゲエの音楽やアパレル、クラフトビールも楽しめるので、気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

 営業時間は11時~22時。

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