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五反田で本のイベント「タイニーブックパーク」初開催へ 「住箱」を活用

開催に向けて、トレーラーハウス「住箱」を視察するイベント有志メンバー(2024年12月撮影)

開催に向けて、トレーラーハウス「住箱」を視察するイベント有志メンバー(2024年12月撮影)

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 本の販売と読書のイベント「TINY BOOK PARK GOTANDA(タイニーブックパーク五反田)」が3月29日、五反田JPビルディング(品川区西五反田8)で開催される。主催はノオト(同)、協力は日本郵政不動産(千代田区)。

イベント会場の五反田JPビルディング屋外スペース「グランデラス」

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 同ビル正面入り口左側の屋外スペース「グランデラス」に出展者がブースを出し、古本や新刊の本を販売する。建築家の隈研吾さんとスノーピーク(新潟市)が共同開発したトレーラーハウス「住箱(じゅうばこ)」と周辺のスペースを活用する。

 開催の経緯について、日本郵政不動産開発本部の田北みなみさんは「当ビルをより楽しんでいただくためのスペースの有効活用として、外構部に『住箱』を設置した。この設備を使った企画を検討していたところ、ノオトのスタッフがキュレーターを務める地域イベント『品川区100人カイギ』で本のイベント主催者が登壇していたのを思い出した。ノオトの同スタッフも本のイベント運営経験があったため、場所を提供する形で今回のイベントに協力することになった」と話す。

 当日は10ブースが出展する。出展者が選書した古本を中心に、短編漫画や絵本、ビジネス本、うさぎにまつわる本、ZINE(ジン=作者が自作して出版した小冊子)などが並ぶ。グランテラスの芝生にレジャーシートを敷き、購入した本の読書スペースを設ける。住箱内にも漫画や絵本を置き、その場で読めるようにする。

 「多様な本と出合ったり、買った本を芝生でゆっくり読んだり、住箱内で本を読むという体験をしたり、ふらっと立ち寄ってもらえたら。隣接するフードホール『五反田食堂』には、さまざまなジャンルの飲食店が11店舗あるので、休日のお出掛けついでに来場いただけたら」と田北さん。「今後もグランテラスでさまざまなイベントを企画し、地域の皆さまと五反田JPビルディングがつながるような場にしていきたい」と話す。

 開催時間は11時~16時。入場無料。

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