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大崎に「ジャーク バサラ」 大井町「バサラ」姉妹店、ジャークチキン提供

(左から)「大崎JERK BASARA」スタッフの矢部ナナさんと店長の高山真実さん

(左から)「大崎JERK BASARA」スタッフの矢部ナナさんと店長の高山真実さん

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 ジャークチキンとクラフトビールの店「大崎JERK BASARA(ジャーク バサラ)」(品川区大崎3)が、大崎駅前のニュー大崎ビル内にオープンして2カ月がたった。運営は、飲食店経営を手がけるフェアリーリング(東大井2)。

「大崎JERK BASARA」店内

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 同社が経営するイタリアンレストラン「大井町BASARA(バサラ)」(大井1)の姉妹店。同じく経営していた居酒屋「白河」跡を利用する。店舗面積は10坪。席数は22席。

 「ジャークチキン」はスパイスで味付けした鶏肉を使ったジャマイカのソウルフード。出店の経緯について、同社BASARA統括の久米篤さんは「『BASARA』で賄いとして出していたジャークチキンをもっとたくさんの人に食べてほしいと思っていて、2年後に予定されている再開発でビルが建て壊されるまでの期間限定で出店した」と話す。

 ジャークチキンに着目した理由については、「スパイスを使った料理を趣味で作っており、特にジャークチキンはスパイスの組み合わせが奥深くはまっていった」と久米さん。同店では、11種類のスパイスとハーブ、ペーストにした3種類の野菜、ライム果汁の中に九州産の鶏肉を24時間漬け込む。これを450℃の高温の窯で一気に焼き上げ、鶏のうまみ成分を内部に閉じ込めるという。

 ジャークチキンは「楽園ジャークチキン ORIGINAL」(1,518円)、「トムヤムジャーク」「マーラージャーク」(以上1,408円)の3種。そのほかのフードメニューは、バーニャカウダ(1,408円)、フィッシュ&チップス(レギュラー=1,408円、スモール=924円)、「毛沢東ガーリックシュリンプ」(968円)などをそろえる。

 ドリンクメニューに使うレモンは季節ごとに旬の産地から取り寄せ、皮ごとコールドプレスにかける。「レモン無双サワー」(616円)や「はちみつレモンサワー」(660円)、「レモン無双モヒート」(748円)など。ビールは「ヒューガルデン」や「シンハー」(以上858円)に加え、月替わりでクラフトビール4種を提供する。

 同社社長の江田利弘さんは「現在は、近隣の人を中心に来店してくれている。ジャークチキンの味も好評で、リピーターとなってくれる人もいるのがうれしい」と話す。

 久米さんは「将来的にはフランチャイズ展開をしていきたい。日々働く人たちに、スパイシーな料理を提供して、非日常的な時間を過ごしてもらうことができたら」と話す。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。

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