
「餅麺UDON 品川港南口店」(港区港南2、TEL 03-6456-5977)が品川駅港南口近くの路地裏にオープンして1カ月がたった。経営は、横浜を中心に外食事業を展開するYOSHITUNE(横浜市)。
立ち飲み居酒屋「たちのみ処(どころ) かすが」跡を改装して利用する。外観は、インバウンド客にも一目で日本のうどん店だと分かるように仕上げたという。店舗面積は5坪。席数はカウンター8席。
「餅麺」は今年7月、渋谷に1号店が開店した新しいうどんブランド。品川港南口店は9月2日にオープンし、YOSHITUNEがフランチャイズ運営する。ランチ利用の近隣の会社員と新幹線を使うインバウンド客の集客を見込み、品川駅近くに出店したという。
同店のうどんは、店名にもなっている「餅麺」が特徴。店長の山谷幸宏さんは「餅麺は、圧力をかけた鍋で麺をゆでると、もちもちっとした食感になる」と話す。
うどんメニューは、「ひやかけうどん」「ぶっかけうどん」「釜玉うどん」(以上680円)や、看板メニューの「釜玉明太(めんたい)カルピスバターうどん」「豚しゃぶ麻辣(マーラー)ぶっかけうどん」(以上1,080円)、「かしわ天ひやかけうどん」(990円)などを提供する。トッピングは「ちくわ天」、「半熟卵天ぷら」(以上200円)など。「和牛すき焼き丼(小)」(780円)、「かしわ天丼」(480円)などのごはんメニューも用意する。
「だしのうまさも自慢の一つ。うどんを食べ終えたら、無料の『一口追い飯』のサービスで、残っただしにご飯を入れて、最後まで味わってもらいたい」と山谷さん。「品川エリアはうどん店やラーメン店が少ない印象で、麺屋の穴場だったせいか、ランチタイムは近隣の会社員が来店してにぎわっている。3号店、4号店の実現に向け、夜の客足をもっと伸ばして品川港南口店を成功させたい」と話す。
営業時間は11時~23時(土曜・祝日は20時まで)。日曜定休。