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品川港南に「鴨ときどき馬」 3店舗目、岩手県産鴨肉を店内でスライス

「鴨ときどき馬 品川本店」店舗責任者の野口恵さん

「鴨ときどき馬 品川本店」店舗責任者の野口恵さん

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 鴨(かも)・馬肉料理専門店「鴨ときどき馬 品川本店」(東京都港区港南2、TEL 03-5460-9881)が11月4日、品川駅港南口近くにオープンした。運営は、DDグループ傘下でレストラン運営を手がけるダイヤモンドダイニング(港区)。

「鴨ときどき馬 品川本店」店内

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 浜松町、神保町に続く3店舗目。「九州熱中屋 品川LIVE」を業態変更し、同物件を改装して利用する。店舗面積は28坪。席数は42席。

 品川本店での新たな取り組みとして、岩手県産の鴨を採用し、店内でスライスして提供する。馬肉は、既存2店舗と同じく青森県の「小田桐牧場」から仕入れる。

 同店の立ち上げを担当した第二営業本部第二事業部長の大塚広之さんは「ビルの3階に入居しているため、通りがかりの来店は期待しづらい。しっかりとおいしい物を食べたいと思う方に向けて『国産美味食材』をアピールし、選んで予約してもらえる店づくりを目指した」と話す。

 鴨肉の看板料理は、「鴨葱(ねぎ)焼き」(2人前=1,980円)、「鴨しゃぶ」「鴨すき焼き」(以上、同=4,480円)の3種類。馬肉料理は「希少ハツ刺し」(1,280円)、「馬肉のユッケ」(1,480円)、「馬刺し三種盛り合わせ」(2,380円)などをそろえる。

 冷菜は「鴨と柚子(ゆず)のポテトサラダ」(690円)、「鴨ロースと長葱のサラダ仕立て」(990円)など、温菜は「鴨つくね 月見」(790円)、「鴨もも肉の西京焼き」(1,380円)など。締め料理は「馬肉のとろたく巻き」(990円)などを用意する。

 コース料理は「鴨葱焼きと鴨しゃぶコース」(5,000円)と「鴨葱焼きと鴨すき焼きコース」(6,500円)の2種類。店舗責任者の野口恵さんによると、来店客の約半数がコース料理を注文するという。

 ドリンクメニューは40種類以上。日本酒は「南都美人特別純米」「赤武(AKABU)純米吟醸」(以上、1合=980円)や、スタッフお薦めの銘柄を月替わりで提供する「今月の日本酒」(1合=1,280円)などをそろえる。11月、12月の銘柄は、「十六代九郎右衛門」「Bunraku Reborn」など。品川本店は果実酒の品ぞろえにも注力し、梅酒(600円)、あらごしもも酒(700円)、ゆず酒、梅酒にデコポンの果汁を合わせた「うめぽん」(以上800円)などを用意する。客単価は7,000円。

 接客について、野口さんは「鴨葱焼きや鴨しゃぶはお客さまの目の前で作り、頃合いを見計らって提供している。客席では産地の話が好評。程よい距離感でスタッフとの会話も楽しんでいただいている」と話す。オープン後の反響については、「新幹線の駅に近く、遠方からのお客さまから『最後にいい思い出になった』という感想を頂いた。接待でも安心感を持って利用してもらえる店にしたい」とも。

 営業時間は、平日=17時~23時30分、土曜・日曜・祝日=12時~23時。

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