「おむすび屋 弁慶」（品川区東五反田1、TEL 03-6409-6955）が東五反田エリアにオープンして1カ月がたった。運営は「Office C`s」（鹿児島市）。

「おむすび屋 弁慶」店内

　19時から翌4時まで、深夜の時間帯も営業する同店。イートインやテイクアウトのほか、近隣店舗への出前にも対応する。飲食店跡を改装して利用する。店舗面積は7坪。席数はカウンター＝7席。

　出店の経緯について、店長の榊原さんは「東五反田エリアで深夜営業の飲食店は多いが、ジャンルが限られてしまう。20時以降も開いているおむすびを扱う店は少なく、需要があるのではないかと考えた。SNSで深夜営業のおむすび店を開業予定と投稿したところ、多くの反響をいただいた。それから1カ月で準備を整え、一粒万倍日の11月12日にグランドオープンした」と話す。

　米は「ももいろファーム」（福島県）で生産された「白珠米（はくじゅまい）」を使う。「出荷前日に精米してくれるため、新鮮なお米を味わえる」と榊原さん。おにぎりは作り置きせず、オーダーを受けてから握る。

　おにぎりはのりなしとのりありの2種類を用意。のりなしは、「塩」（250円）、「ごましお」（260円）、「まぜこみゆかり」、「まぜこみ若菜」、のりありは「明太子」、「とりそぼろ」、「明太高菜」、「鮭」（以上290円）、「おかかチーズ」、「塩昆布チーズ」（以上330円）などを用意する。のりありのおにぎりは、20円増しで米をバターしょうゆ味に変更できる。

　サイドメニューは、唐揚げ（1個＝160円）のほか、「おいなりさん」（3個＝300円）、「たけのこ土佐煮」（350円）、肉じゃが（480円）など。汁ものは日替わりで豚汁またはけんちん汁（以上、小＝400円、大＝600円）を提供する。セットメニューとして、おにぎり2個と唐揚げ2個の「Aセット」（850円）や、唐揚げ2個とハイボール2杯などが付く「ハイからセット」（1,000円）、「ハイからセット」におにぎり1個と総菜1品などが付く「満腹セット」（1,600円）なども用意する。

　ドリンクは、サッポロ「黒ラベル」（小瓶＝600円）やレモンサワー、「男梅サワー」、ハイボール（以上500円）、カシスオレンジ、ジントニック、モスコミュール（以上600円）などをそろえる。

　榊原さんは「スーパーでお米の値段を見ると高く感じてしまう。当店は契約農家と直接やり取りをしているため、比較的安く仕入れられる。おいしいお米で作ったおむすびを味わってもらいたい。スタッフがそろい次第、早朝やランチタイムの営業にも挑戦できたら」と話す。

　営業日は公式LINEやSNSで発信する。