石川県の郷土料理居酒屋「能都」(品川区西五反田2、TEL 050-5597-7716)が、五反田駅近くにオープンして1カ月がたった。
馬肉料理店「馬ブル」跡を全面改装して利用する。店舗面積は15坪。席数は22席。
店主の清水賢次さんは、目黒駅近くで昨年まで営業していた石川県の郷土料理居酒屋「能登の夜市」に15年間勤務し、店舗責任者として調理と仕入れを担当。石川県内の生産者や酒造会社に出向いて、都内ではなかなか出回らない食材、日本酒を仕入れるためのルートを築いたという。
清水さんは「『能登の夜市』は閉店したが、仕入れ先とのつながりを絶やしたくないと考えていた。そんなタイミングで、知り合いだった『馬ブル』の店主から退去に当たり物件を紹介してもらい、五反田でのオープンを決めた」と話す。
フードメニューは、石川県産のブランド豚を使った「能登豚ロース西京焼き」(1,280円)や、同県ブランド黒毛和種を使った「能登牛モモ肉ステーキ」(3,625円)、同県産イノシシ肉を使った「能登獅子肉の餃子(ギョーザ)」(990円)などを用意する。鮮魚は金沢中央市場からの直送で、「本日のお造り盛り合わせ」(1人前1,320円~)や「鰤(ぶり)のしゃぶしゃぶ」(1人前=2,700円~、2月までの提供予定)ほか、石川県内で親しまれているという「ゴマ河豚(ふぐ)卵巣糠(ぬか)漬け」「こんか鯖(さば)」「もみいか」(以上660円)などを提供する。
ドリンクメニューは、清水さんが訪れたことがある数馬酒造(石川県)の「竹葉 能登純米」(1,320円)をはじめ、「手取川 名流 純米大辛口」(1,320円)、「白菊 特別純米酒」(1,414円)、「農口尚彦研究所 本醸造無濾過生原酒」(1,517円)など、定番の日本酒10種類をそろえる。これに加え、時期に応じて仕入れた銘柄から3種類を選べる「本日のおまかせきき酒セット」(1,455円)も。客単価は8,000円。
2024年1月に発生した能登半島地震からの復興を応援したいという気持ちが、再出発の大きな動機になったと振り返る清水さん。「生産者からは、いつも『注文してくれてありがとう』という言葉をもらっている。能登半島がニュースで取り上げられる機会が減っている中、復興に向けて頑張っている能登の人たちの言葉を伝えるような店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は、平日=17時~24時、土曜=16時~23時。日曜定休。