大崎駅南口に直結した「ゲートシティ大崎」(品川区大崎1、TEL 03-5496-3131)で3月20日~22日、本にちなんだイベント「子どもの本まつり in とうきょう」が開催される。
9回目を迎える同イベントは、アンデルセンの誕生日である4月2日「国際子どもの本の日」を記念して2001年から始めたもの。今年は、2月に「ゲートシティ大崎」が10周年を迎えたこともあり、例年より規模を拡大して行う。
メーンとなる「子どもの本の市」(協力=文星堂)では、絵本や児童書など1,500点を展示販売する。そのほか、国際児童図書評議会(IBBY)による「本の展示」なども。都教育委員会の後援も受け、品川区や港区などの小学校を中心に、広く告知活動を行っている。
子どもの本の世界で国際的に活躍した人を表彰する「アンデルセン賞・JBBY賞等伝達式」には、谷川俊太郎さん、林明子さんらが出席。NHK番組の脚本も手掛ける末吉暁子さんの「紙人形劇『ぞくぞく村のおばけたち』とおはなし会&サイン会」も予定している。「アンデルセン物語を落語で楽しむ」に出演する噺家・桂扇生さんは、今回で4度目の出演。この異色の組み合わせが毎年、好評を得ているという。
小学生限定の新人文学賞「12歳の文学賞」(主催=小学館)の第3回贈賞式も予定。特別審査員としてベッキーさんと中川翔子さんが来場し、あさのあつこさんや西原理恵子さん、樋口裕一さんがトークショーに出演する。
同施設のイベント担当者は「場所を提供することはもちろん、企画の段階から参加している。ブックマーケットでは幼児から中学生を対象とした本が一挙にそろうので、ぜひ面白い本を探しに来てほしい。」と話す。
開催時間は10時~17時。「アンデルセン賞・JBBY賞等伝達式」=3月22日14時30分~、「紙人形劇『ぞくぞく村のおばけたち』とおはなし会&サイン会」=同20日13時~、「アンデルセン物語を落語で楽しむ」=同20日・21日13時~、「人気作家&タレントに会える『12歳の文学賞』イベント」=同22日11時~。