品川歴史館で「品川を愛した将軍徳川家光」展-初公開の品も

11月3日には、記念イベントとして昭和初期の茶室「松滴庵」を当日に限り一般公開する。

11月3日には、記念イベントとして昭和初期の茶室「松滴庵」を当日に限り一般公開する。

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 品川歴史館(品川区大井6、TEL 03-3777-4060)はで現在、特別展示会「品川を愛した将軍徳川家光-品川御殿と東海寺-」が開催されている。

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 同展は、「海も岡も景色が良く時々慰めに来る所」と品川を評したという江戸幕府の三代将軍・徳川家光ゆかりの品107点を紹介する。「徳川家光の展示会は4年前から構想していた。さまざまな方の力をお借りしてようやく実現することができた」と同館副館長の柘植伸行さん。

 柘植さん推薦の品は、堺市博物館所蔵で「家光の画像は非常に珍しい」という「徳川家光画像」(現在はパネル展示中)、初公開となる「品川御殿図」(10月25日~11月3日、11月15日~11月23日公開。他の期間は複製を展示)、御殿山大茶会で使用された「毛利秀元所用瓢箪茶釜」、東海寺の寺宝である「小堀遠州寄進天目茶椀」など。

 反響について、柘植さんは「通常の展示に比べて反響が大きい。土曜・日曜はお年寄りを中心に混雑している。なるべく入場料を安くして、より多くの人に品川を知ってもらうのが当館の役目。この展示会をきっかけに品川を愛してくれれば」と期待を込める。

 開館時間は9時~17時。月曜休館(11月23日は開館)。入館料は、一般=300円、小・中学生=100円。11月23日まで。同3日から展示物の変更を行う。

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