エプソン品川アクアスタジアム(港区高輪4)は12月18日から、クリスマスイベント「イワシのおやつタイム~クリスマスバージョン~」を開始した。
トナカイに扮(ふん)したダイバーが1,000匹のマイワシに、「クリスマスプレゼント」と称した「おやつ」を与えるイベント。1,000匹のイワシがエサを食べながら自由に動き回り、キラキラと光るさまを見た子どもたちからは、「空が虹色に光っている」「すごくきれい」などの歓声が上がった。中には「イワシのおやつは何?」と質問する子どもも。
同館にイワシが来たのは約1年前でクリスマスの試みは今年が初めて。イワシはエサを海水と一緒に体内へ取り込んでおり、エラに形成されている鰓耙(さいは)という器官でろ過して食べているという。エサはイワシを原料にしたもの。
このほか、同館ではサンタクロースに扮したスタッフがイルカの背に乗って水上を駆け巡るパフォーマンスや鼻先にクリスマスツリーを乗せる技を披露するアシカのショーなども行っている。
品川プリンスホテル企画広報担当の竹田賢廉さんは「約1年間、お客さまを楽しませているイワシたちに感謝を込めてプレゼントを贈りたいとの思いから企画した。エサを与えるとイワシが渦を巻き、光に反射して光るので、まるでクリスマスツリーにも見える。ぜひクリスマススポットの一つとして遊びに来ていただければ」と話す。
上演時間は15時30分~。今月25日まで。