株式会社JTB(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員 山北 栄二郎)と、株式会社KIYONO(本社:東京都港区、代表取締役社長 清野 賢一)は、データを活用し戦略的な意思決定をするため、生成AIが自動で分析、レポートする新サービス『AIレポーター』を共同開発しました。本サービスの提供開始は4月23日となります。
●AIレポーター紹介ページ
https://www.jtbbwt.com/government/service/solution/area-management/degital-marketing/ai-reporter/
一般社団法人 海峡都市関門DMO様の実施イメージ
本サービスは、観光業界におけるDXを加速させ、地域の観光事業者が効率的にデータ活用できるよう支援します。具体的には、DMP(データマネジメントプラットフォーム)で得られたデータを用いて、AIが学習し分析した結果を自動的にレポートとして生成することで、迅速かつ正確な意思決定をサポートします。『データ分析が難しい』、『DMP構築をしたものの活用が進まない』、『AIによる考察と人間の分析を併用したい』という様々な課題やニーズに対し、鮮度ある考察や分析結果が表示されることで、より多くの地域におけるデータドリブン経営の促進を目指しています。
◇AIレポーターの主な特徴
・データ分析の初心者でも、ダッシュボードの見るべきポイントが理解可能
・データ更新(自動、手動)に対応しているので、鮮度ある考察が表示される
・すでに導入しているBIツールや、DMPにも付加サービスとして利用可能
◇AIレポーターの活用例
・スタンプラリーや電子チケットの利用実績から域内周遊ルートを分析レポート
・各種予約、販売データの売上比較、過去実績との比較をレポート
・複数の予約情報や利用実績データから旅行者のペルソナ像をレポート
・各種データから課題解決に向けた示唆出し
◇利用ユーザーの声
≪一般社団法人 海峡都市関門DMO 代表理事 巌洞 秀樹さま≫
関門海峡エリアでは、2024年度の実証事業で観光客の満足度向上と地域経済活性化のため、DMOや地域が取得可能な地域通貨、予約・販売データ等を収集し、地域全体でマーケティングに活用可能なDMP構築の第1フェーズを実施しました。そこに今回このAIレポーターを使いデータ分析をAIによってサポート・高度化する取り組みを行いました。今後、地域事業者の皆様へこの環境を提供する検討を進め、観光客の行動分析に基づいた、最適な施策検討をサポートすることで事業戦略立案や新たなビジネスチャンス創出に貢献していきます。AI活用で、関門海峡エリアの魅力をさらに高め、地域と共に発展を目指します。
今後、さらなる観光DXを実現させるため、自治体や地域の事業者がデータを活用した戦略的な意思決定を行うデータドリブン経営の支援を続けていきます。また、機能拡充や新たなソリューションの開発にも取り組んでいきます。
■株式会社JTB
株式会社JTBは「交流創造事業」を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口・関係人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。『人と人』、『人と場所』、『人とコト』をつなぎ、常に新たな価値を創出し地域に新たなイノベーションを起こす事を追求していきます。
※「交流創造事業」は、JTBの登録商標です。
・HP:https://www.jtbcorp.jp/jp/
■株式会社KIYONO
株式会社KIYONOは、AI技術を駆使した革新的なソリューションを提供し、観光業界のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しながら、旅する人一人ひとりの期待を超える顧客体験を創出し、記憶に残る「感動」の提供を目指しています。
・HP:https://www.kiyono-co.jp/
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■一般のお客様からのお問合せ先
JTB エリアソリューション事業部 E-Mail:dx_solution@jtb.com
(9:30~17:30 ※12/30~1/3、および土日祝休)