田町に河内名物・かすうどん店「むねひろ」-牛の腸「油かす」使用

純国産和牛の油かすを使用した「かすうどん」(650円)が一押し。写真提供=むねひろ 

純国産和牛の油かすを使用した「かすうどん」(650円)が一押し。写真提供=むねひろ 

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 田町駅西口近くの第一京浜沿いに6月2日、「浪花かすうどん むねひろ」(港区芝4、TEL 03-5445-5066)がオープンした。

「浪花かすうどん むねひろ」の外観

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 経営は、関西と関東を中心に「たこ焼き 元祖どないや」を展開するアドジックス(大阪市北区)。「浪花かすうどん むねひろ」は新業態となる。店舗面積は7坪で、席数は8席。

 特徴は大阪・南河内エリアの郷土料理「油かす」。牛の腸を揚げたもので、牛1頭(600~800キログラム)から約2キロほどしか取れない「高級食材」だという。「時間をかけてじっくり揚げるので、余分な油が抜けて肉のうま味が凝縮する。外はカリカリで中はプルプル」と店長の林忠志さん。

 メニューは「かすうどん」(650円)、肉と卵入りの「むねひろうどん」(900円)、カッパ肉と呼ばれる牛スジ肉の中でも皮膚に最も近くで、甘みの多い部位を使用した「冷やしおろし肉うどん(ぶっかけ)」、「冷やし肉うどん(マヨネーズベース)」(以上650円)などのほか、関西風おでん(120円~)などのつまみ類も提供する。

 林さんの「おすすめ」は油かすが多めに入り、オリジナルのつけ汁で食べる「名物釜揚げうどん」(1,000円)の冷やし。ドリンクは生ビール(480円)、チューハイ(380円)などを用意する。客単価は昼=700円、夜=1,000円。

 オープン後の主な利用客はサラリーマン。林さんは、「白を基調とした明るい店内で、女性1人でも入りやすい店構えになっている。油かすはコラーゲンたっぷりで特に女性にうれしい食材なので、多くの方に食べていただきたい。今後は田町を拠点に多店舗展開し、かすうどんを広めていければ」と話す。

 営業時間は11時~翌2時(金曜・土曜は翌3時まで)、日曜は22時まで)。

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