「ローソンゲートシティ大崎店」(品川区大崎1、TEL 03-5437-3963)に6月28日、セルフレジが導入された。
「ローソンゲートシティ大崎店」の入口付近に設置されたセルフレジ
目的は、朝や昼の混雑緩和。利用客は、レジの混雑状況や購入する商品によって、有人レジと使い分けることができる。決済はカードのみ。1回の決済金額は1万円以下で、各種クレジットカード、各種電子マネー、ローソンを含めた提携店舗で利用可能な「Pontaポイント」での支払いが可能。商品のバーコードを機械で読み取り精算する。
実験店舗では、全取引のうち3割以上がクレジット、ポイント、電子マネーで決済されていることが検証され、混雑時にカード利用客がセルフレジを利用することで、混雑が20%程度緩和されることがわかったという。
同社広報の村上京子さんは「まだ認知は広がってないが、お客さまには興味を持っていただいている。セルフレジの効果がどうか断定はできないが、先週に比べて客数が増えているようだ」と話す。
普段からコンビニでもクレジットカードで買い物をするという男性は「クレジットカードが使えるところがいい。自分で行うのでスムーズ」と満足した様子。本を数冊購入した男性は「使いやすかった」と話す。
ローソンは今後 同店を皮切りに今年度中に全国51店舗への導入を予定している。導入店舗は、1日当たりの売り上げ、ピーク時の来店客、決済時のカード使用率、店舗の広さによって決定していく。