JR品川駅(港区高輪3)中央改札内で12月28日、「エキュート品川サウス」が第1期開業を迎え、コンビニエンスストアとドラッグストアの融合店「ニューデイズプラスクスリ」がオープンした。
エキナカとして初の薬剤師を配置した「ニューデイズプラスクスリ」
1998年に営業を開始した「ディラ品川」跡に開業する「エキュート品川サウス」。グランドオープンは来年3月を予定しており、JR東日本リテールネット(新宿区)が運営する。開発面積は約4,700平方メートルで、店舗面積は約1,800平方メートル。「Smart Heartful Style」をストアコンセプトに据え、コンビニエンスストア、カフェ、ベーカリー、総菜店など39店舗が入居する。
28日にオープンした「ニューデイズプラスクスリ」は同社の新ブランド。コンビニエンスストアの品ぞろえと、薬剤師を配置して第1類医薬品の販売を実現した。薬剤師がいる駅ナカの店舗としては初めて。「美と健康」をテーマに、薬=約800アイテム、コンビニアイテム=約2,000を用意する。
第2期オープンは2月中旬で、駅ナカ初出店となるドーナッツ、ベーカリー「ブーランジェリー ラ・テール」、「カフェ ベルトレ ルージュ」、飲食店「コラーゲンスンドゥブ&サムゲタンヌードル ベジ ケナリィ」など7店舗を予定している。
同施設の渡辺典明店長は「エキュート品川サウスの主なターゲットは30代のオフィスワーカー。彼らにとって便利なアイテムをそろえ、多くの企業が集結する地域にふさわしい駅ナカを展開していきたい」とし、「コンコースに面しているため、基本的に購買意欲が低い場所。移動で急ぐ人々の目に留まるよう『一品入魂』で、作り手(職人)の思いが伝わる商品をそろえていきたい」と力を込める。
「ニューデイズプラスクスリ」の営業時間は5時50分~23時30分(薬剤師による第1類医薬品の販売は7時~22時30分)。