営業コンサルティングなどを行うワズ(港区港南4)は昨年12月から、訪問型トレーニングなどを行う新サービス「ワズ・パートナーズ」を開始した。
元ソフトバンクの営業マンだった鈴木淳さんと新堀智洋さんが2009年10月に設立した同社。「サービスを介して出会いの場を提供したい」という思いから、設立当時からプロトレーナーを介したサービスの構想があったという。
提供するサービスは、パーソナルトレーニングとグループトレーニングを行う「訪問型トレーニングサービス」と「トレーニングプログラム開発サービス」の2種類。全て会員制で、「プレミアム会員」と「一般会員」に分かれる。
料金は、プレミアム会員=入会金1万500円・月会費3,150円+サービス都度払い、一般会員=サービス都度払い(入会金と月会費は無料)。プレミアム会員のみ、トレーナーがマンツーマンで行うパーソナルトレーニングを受けられる。グループトレーニングは2人~6人に対応し、料金は2人で60分6,000円(別途施設使用料、トレーナーの交通費)。利用客独自のトレーニングメニューを開発し、メールでトレーニングプログラムを提供する「トレーニングプログラム開発サービス」は5,000円。
同サービスが提供するトレーニングは、自分の体重を負荷にして行う「自重トレーニング」。畳1畳分のスペースがあれば、いつでもどこでも誰とでも行うことができるため「エヴリィ」と名付けた。プロトレーナーの資格を持つ鈴木さんは、「腕立て伏せや腹筋も自重トレーニングの一つ。まずは『こうなりたい』というイメージを聞き出し、利用客に合ったトレーニングメニューを組んでいく」と話す。
新堀さんは「プロトレーナーを介したサービスには高いニーズと将来性を感じている。ジムなどでマンツーマンのサービスを受ける場合5万円ほどかかってしまうが、当社では利用客の都合に合わせて調整が可能。今後は、ダイエット志向の女性にターゲットを当てていきたい」とし、「オンライン型のトレーニングや動画によるトレーニングコンテンツの配信なども検討中。将来的にはトレーナーだけでなく、栄養士など健康に関わる人たちを取り込んだ仕組み作りも行いたい」と意欲をみせる。
サービスの提供時間は10時~21時(スタート)まで。