品川駅近くの「品川魚貝センター」(港区高輪3)に7月6日、ワインビストロ「魚介ビストロ sasaya BYO」(TEL 03-3441-1110)がオープンした。経営はスパイスワークス(千代田区)。
品川魚貝センターには、魚介類を扱う居酒屋が集積。同店は、鉄板焼き「うめ月」と中華点心「魚の酔拳」跡に出店した。席数は52席。
特徴はBYOシステムで、「Bring Your Own」(あなたのお好きなワインをお持ちください)という意味。アルコールを扱うラインセンスの取得が厳しかったオーストラリアで考案され、利用客は自分の好きなワインを持ち込むことができる。同店では、チャージ料999円を払えば、店内のワイン(メーカー希望小売価格)、もしくは持ち込みのワインを楽しめる。客単価は3,000円。
メニューは、大きくカットされた魚介類の盛り合わせ「メリメロカルパッチョ」(Mサイズ880円、Lサイズ1,480円)、生ガキ(1ピース280円)、さまざまな魚介類の鉄板焼き「メリメロ鉄板焼き」(1,280円)、「シラスぶっかけ! たっぷりシラスの鉄板ボンゴレロッソ」「イクラぶっかけ!塩じゃけとたっぷりルッコラ 鉄板イタ飯」(以上980円)などを用意。
店内のワインは100種類以上。このほかグラスワイン(580円)、ハイボール(380円~)、ビール(480円~)なども。
同店料理長の手戸さんは「レストランでワインを頼むと、定価の2倍くらいはかかってしまうことが多い。ワインをもっと日常的にお楽しみいただきたいと思い、BYOシステムを導入した。がぶ飲みできる価格設定なので、品川魚貝センターの起爆剤となれば」と話す。
営業時間は16時~23時30分。日曜・祝日定休。