戸越銀座近くに「食事処りんくす」-漫画喫茶「ミルキーウェイ」が業態変更

店主の石川正元さん

店主の石川正元さん

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 東急池上線の戸越銀座駅近く、中原海道沿いに6月下旬、「食事処 凛楠(りんくす)」(品川区荏原2、TEL 03-3785-3448)がオープンした。

「りんくす」の外観

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 「まんが喫茶ミルキーウェイ」から業態変更した同店。店主の石川正元さんは1976(昭和51)年、28歳の時に洋食店「三好弥(みよしや)」を開業。2002年にスペースを増やして漫画喫茶を始めたが、「家賃の問題」や夫婦2人で切り盛りしているなどのことからスペースを減らし、飲食店として再スタートを切った。店名は孫娘の果凛さん、果楠さんから一文字ずつ取り入れた。

 店舗面積は13坪で、席数は17席。「洋食店でもあり和食店でもある。若者や家族連れをターゲットにしているファミレスや居酒屋などの隙間を狙っていきたい」と石川さん。ターゲットは中高年。価格を抑えた昔ながらの洋食メニューのほか、岩手県の岩中豚と鳥取県の大山鶏を使用した「素材にこだわった」料理を提供する。

 メニューは、「岩中豚のロースかつ定食」(1,350円)、「大山鶏の照り焼き弁当」(780円)、「エビフライ定食」(630円)、「ポークシチューとオムレツの定食」「ハンバーグ定食」(以上780円)などを用意。ランチは、日替わりランチ(580円)を提供する。

 ドリンクは漫画喫茶時代のフリードリンク(400円、食事とのセットは170円)をそろえるほか、生ビール(480円~)、ワイン(グラス400円)、サワー(350円)など。客単価は900円。

 石川さんは現在63歳。「三好弥時代のお客さまがよく利用してくれるようになった。ただ、漫画喫茶時代に毎日通ってくれていた10人くらいの常連さんが、戻らなくなってしまったのは残念。食材にこだわったおいしい料理を食べていただきたい」と話す。

 営業時間は11時~15時、17時30分~21時。月曜定休。

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