戸越エリアで10月27日、飲食店をはしごするバルイベント「酔う喰うバル(ヨクバル)in戸越」が行われる。主催はしながわ観光協会(品川区)。
同協会は、品川観光の可能性を探ることを目的に2009年に小山地区、2010年には旗の台、荏原町、中延地区でイベントを開催。戸越地区は第3回目に当たる。今回行われるイベントは、「バル系イベント」と呼ばれ、始まりは2004年の「函館バル」。飲食店を中心とした活性化イベントで、近年は全国的に行われているという。
運営は、戸越銀座商店街のホームページの管理なども手掛ける一級建築士事務所「ユーデザイン」(戸越1)。明治大学の企業支援プログラムのバックアップを受け、2004年に創設された「まちづくりベンチャー企業」で、戸越銀座商店街のイベント企画・運営などに携わっている。
「酔う喰うバルin戸越」では1枚700円のチケットが5枚つづりになった「バルチケット」(3,500円)を販売。参加店舗は41店舗で、各店が「自慢の」おつまみとワンドリンクを用意し、参加者は好みの店をはしごできる。当日、戸越4丁目広場の「バル本部」、戸越銀座商店街会館の「バル案内所」で、参加店のバルメニューを掲示。このほか、チャリティー屋台村やステージ催物も展開する。
使い切れなかったチケットは翌日から11月3日まで、「あとバル」参加店で1枚700円の金券として使える。
ユーデザインの竹地直記さんは「今回のイベントは、飲食店にとってもPRできるいい機会。街の活性化にもつながるので、一回きりでなく何回も続けていければ。まずは今回のイベントを成功させて、地域の方々に趣旨を理解していただき、次へとつなげていきたい」と力込める。
チケットは販売協力店舗21店舗のほか、しながわ観光協会、 品川区商店街連合会、越銀座商店街会館などで販売する。当日販売も行う。
開催時間は11時~翌2時(参加店により異なる)。